便秘の時の腰痛と頭痛は血行障害が原因?女性特有の病気の可能性も!便秘、腰痛、頭痛はどれも、関係しあっている症状です。

 

原因となる病状が、この3つの中のどれでも、その症状としてその他の2つが併発する可能性があります。

 

それは、この3つすべてが、「血行障害」「緊張」から起こる症状のためです。そこで今回は、便秘、腰痛、頭痛が併発する原因と、その症状を持つ病気についてご紹介いたします。

 

 

 

便秘、腰痛、頭痛を引き起こす原因は血行障害!

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血行障害はその名の通り、血の流れが悪くなる症状ですね。肩こりや冷えを起こしやすいので、女性は特に気にしている人も多いのではないでしょうか。また、高血圧や動脈硬化を起こしている人は、血流を確保するための薬を常用していると思います。滞ると、血栓や梗塞の危険があるためです。

 

怖い血行障害について⇒本来、体は、その人にあった量の血液が、必要な分だけ循環出来るようになっています。ところが、脂質過多の食生活、偏食、睡眠不足、喫煙、ストレスなどにより、血管の柔軟性が奪われて硬くなったり、血そのものに毒素が入ったりすると、本来の働きができなくなり、体調を崩してしまいます。

 

脂質過多の食生活を送っていると、悪玉コレステロールが血管内の壁に付着し、血液の通り道を狭くし、血管は硬くなってしまいます。

 

そのため、悪玉コレステロールが繁殖しているような血は、サラサラ、スイスイと本来の流れ方を失い、必要のないベタベタした物の中をやっとこ流れているような状態です。この状態を動脈硬化と言います。これは、血行障害の代表的な状態です。

 

この世に誕生した時から、徐々に血管は付着物が溜まり始めます。30歳になるころには、大方の血管に、コレステロールなどの不要物がくっついている状態になります。ここまでは、ほとんどの人が同じような血管の状態ですが、病気になるかどうかは、ここからが勝負となります。

 

脂質過多の食生活を続けていたり、喫煙、大量のアルコール、睡眠不足、ストレスなどの危険要素を取り続けていると、動脈硬化はさらに悪化し、病気を発症してしまいます。

 

動脈硬化から起こる病気⇒ひどくなった動脈硬化は、不要物でベタベタになった血管内をドロドロの血液がノロノロと進んでいるので、いつどこで溜まり始めてもおかしくありません。ひとたび詰まり始めると、そこから先の器官へ、血液がたどり着かないため、酸素も栄養も届かず、機能しなくなってきます。

 

これが、心臓で起きると、狭心症や心筋梗塞が起きます。また、頚部で起こった場合などは、脳への血液が不足して激しい頭痛、吐き気を伴うようなひどい肩こりや首コリを起こします。虚血が著しい場合は、意識を失うことがあります。脳でも起こりやすく、脳梗塞は大変多い病気です。

 

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血行障害は、ひどい状態になる前の動脈硬化の段階から始まります。悪化したものは、血栓、大動脈瘤、解離性大動脈瘤、腹部大動脈瘤、となり、重篤化する恐れのあるものばかりです。

 

血行障害から起こり、便秘、腰痛、頭痛を伴う、女性特有の病気とは?

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血行障害が原因で便秘、腰痛、頭痛を伴う病気には、女性特有のものが多くあります。

 

  • 月経困難症

これは、生理痛と言われるものですが、月経困難症は、日常生活に支障がでるほど症状が悪いものを指し、いわゆる生理痛とは区別されています。下腹部痛、腰痛、頭痛、吐き気、めまい、などが主だった症状にあります。また、この症状を訴える女性のほとんどに、血行障害が見られ、冷え性と便秘症を併発している場合が多いのです。

 

そして、それらの症状を起こす血行不良の原因として、無理なダイエット、偏食、小食、睡眠不足、睡眠障害、水分不足、シャワー生活、ストレスが考えられます。血行不良を起こした血管は硬く柔軟性を失っています。そのため、周囲の筋肉も柔軟性を失い緊張した状態になっています。

 

筋肉の緊張と血管の硬化は、影響しあう力が強く、一度悪くなると、悪循環を繰り返し、なかなか良くなりません。そのため、繰り返すことが多く、不調は長く続き、その都度対処療法に頼るしかありません。

 

  • 更年期障害

少し前までは、更年期障害と言えば、中年以降の女性のものと思われていましたが、今ではストレス性の自律神経異常から起こる、男性の更年期障害も問題になってきていますね。女性が閉経を迎えると、女性ホルモンのエストロゲンがほとんど分泌されなくなることで、体は不調を起こしていきます。

 

手足は冷たいのに、顔だけが熱くほてり、汗が流れる「ホットフラッシュ」は、自律神経が正常に機能しないために起こる、体温調節機能低下の典型的な症状です。また、吐き気が起こるほどの肩こりや背中の張り、腰痛が起こり、めまいや頭痛を併発します。

 

更年期障害は、不定愁訴と言われる、人それぞれ違う不快症状が起きるため、「必ず起きる」と言う症状が確実にあるわけではありません。ただし、その症状は、ホットフラッシュ、冷え、便秘、肩こり、首コリ、頭痛、腰痛、吐き気、めまい、気分がふさぐ、元気がでない、睡眠障害など、そのほとんどが血行障害からくるものです。

 

ホルモンバランスが崩れることで、自律神経は正常に機能しなくなるわけですが、体の働きは、単独で機能しているものはなく、必ず相互作用が伴っています。ひどい肩こりや首コリ、腰痛などを引き起こすのは、筋肉の緊張ですが、体が緊張していると、交感神経が優位にたち、ピリピリと刺激を受けています。

 

交感神経がピリピリしだすと、体はさらに緊張するため、血管が収縮し、血行不良がおこります。お互いに、作用しあって悪循環が続き、なかなか回復しない状態になってしまうのです。この更年期障害は、卵巣が機能している間は続くと言われていて、女性ホルモンが分泌しないことに体が慣れてくると、治まる傾向にあります。

 

ただし、症状が重いと、うつ病や自律神経失調症に陥ることも少なくなく、自殺の危険もあり、軽視できません。自律神経失調症を訴える人は、便秘を起こしている人が多く、腸は第二の脳と言われるように、精神的なダメージがそのまま腸にも現れるのです。

 

40歳以降の女性は気を付けたい、子宮筋腫!

子宮筋腫は、40歳の女性の4人に1人は、持っていると言われる、良性の腫瘍です。腫瘍は、女性ホルモンの影響をうけながら、どんどん成長していきます。最初は米粒ほどの大きさの物が、摘出手術をした時には、グレープフルーツより大きくなっていた、と言うことは良くあります。

 

子宮筋腫が大きくなってくると、他の臓器への負担が大きくなり、便秘や腰痛、頻尿などが起きやすくなります。また、生理の量が増えるため、貧血や月経困難症などで、生活に支障が起きる可能性があります。

 

最近、生理が重く、便秘がひどくなって、腰痛まで起こると言う人が、病院で検査をしたら、大きな筋腫が見つかった、と言うパターンが多いです。

 

また、子宮筋腫から子宮肉腫と言う悪性腫瘍に進行する場合や、筋腫と肉腫は見ただけではわからないほど良く似ているため、疑わしい場合は検査をする必要があります。

 

若い女性の筋腫の場合、妊娠や出産の関係から、薬で調整するなど、個人の生活に応じた治療法を考えることができる病気なので、医師と良く相談しながら様子をみていきます。

 

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中年以降、閉経前でも、すでに妊娠や出産を考えない状態で発見があり、さらに生活に支障がある場合などは、手術で摘出しますが、卵巣は残るため、女性ホルモンの分泌は今まで通り続きます。

 

そのため、子宮を摘出しても、ホルモンバランスが崩れて、更年期障害に陥ると言うことはありません。子宮がんの可能性もなくなることから、摘出を望む人も多くみられます。

 

まとめ

これらの症状は、血行障害を起こした時に現れやすい症状です。血行障害は、動脈硬化などの生活習慣から起こることもありますが、女性特有の病気の心配もあります。

 

また、更年期障害などは、自律神経の異常から起きる血行障害なので、体の症状だけではなく、精神的な治療も必要になります。

 

不調を抱えたまま、一人で不安な日々を送るようなことはせず、婦人科や心療内科を受診して、乗り切るようにしていきましょう。