よりによってなぜ今・・・と肝心な時に限って「腹痛」に襲われることがあります。

 

大切な会議の前や、通勤電車の中、途中下車したら遅刻してしまいます。そんな時に知っていると安心の、腹痛に効くツボや治し方があるのです。

 

過敏性腸症候群の腹痛は、どこにいても、容赦なく襲ってくるので、知って損はありません。今回は、突然腹痛に襲われた時の治し方や、即効性のあるツボをご紹介します。

 

 

 

突然襲われる腹痛、何度も繰り返す病気はなに?

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「腹痛」には、2種類のものがあります。

 

  • 内臓痛

内臓痛は、胃、腸、尿管、胆のうなどの管腔臓器に起こるものです。激しく伸縮することで痛みが発生します。痛みには波があり、吐き気や嘔吐、冷や汗を伴う場合があります。傷む場所は、漠然としていて、特定できない場合が多いです。

 

  • 体性通

体性痛は、内臓痛に比べて痛みが強く、刺すようないたみが長く続きます。痛む場所が特定され、炎症が確認できます。また、その部分を押すと激しく痛み、歩くとひびきます。体性痛は緊急手術が必要になる疾患に多く見られる腹痛です。

 

このほかに、「関連痛」があり、これは、炎症部位のすぐ近くにある神経線維が影響を受け、刺激が走り、違う部位に痛みが起こることです。

 

腹痛には、原因となる病気がたくさんありますが、繰り返し襲ってくるような、慢性反復性を持つ腹痛は、過敏性腸症候群だと考えられます。

 

繰り返し起こる過敏性腸症候群(IBS)とは?

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過敏性腸症候群とは、腹部の検査や、血液検査をしても、明らかな異常が見られませんが、腹痛、腹部不快感、便通異常が起きる、心因性の病気です。

 

この病気は、先進国の働き盛りの人たちに多いことから、「ストレス」「疲れ」「緊張」によって引き起こされていると考えられます。特に、20代の若者に増加傾向が見られることから、未熟なストレス耐性による、疲れや緊張が要因ではないかと言われています。

 

とは言っても30~40代の人にも多く見られ、日本では、15~20%の人が、この過敏性腸症候群だと言われていますので、未熟ではなくても、ストレスの影響は避けられないのです。

 

また、症状は「下痢型」「便秘型」「交代型」に分かれています。

 

  • 下痢型

通勤電車や、大切な会議など、緊張を強いられると便意が起き、腹部に痛みが発症します。「下痢が起きたらどうしよう」と言う不安が、さらに悪化させます。近くのトイレに駆け込むなど、冷や汗をかくような日々を送ります。この状態がひどくなると、外出することが怖くなり、生活に影響が出てしまうことがあるのです。

 

  • 便秘型

痙攣性の便秘が起こります。腸のぜんどう運動が上手く機能せず、便の移動がスムーズに行われません。そのため、便の水分が吸収され、コロコロのシカ糞のような便になります。常に便秘状態が続き、1週間に1回の排便や、それ以上出ない日もあります。

 

  • 交代型

下痢型と便秘型が交代で起きます。

 

過敏性腸症候群の人は、排便やガスに対して「恐怖感」があり、それは、たくさん人が集まったところや、自分が注目されるような時に現れます。今ここで「下痢が起きたらどうしよう」「おならが出ちゃったらどうしよう」「お腹が鳴ったらどうしよう」と、思うあまり、さらに起こりやすくしてしまいます。

 

これは、家族間や自室、就寝時などのリラックス時には起こりません。そのため、心因性であることは、間違いないと言えます。

 

過敏性腸症候群の腹痛を止めたい!治し方とは?

過敏性腸症候群を治すには、「食事療法」「運動療法」「薬物療法」があります。この「薬物療法」では、神経伝達物質の「セロトニン」を安定させることにより腸内環境を整える、大変画期的な治療が可能で、

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過敏性腸症候群は治らないと言われていた歴史を覆すものです。

 

「食事療法」では、腸内環境を整えるための「ビフィズス菌」「乳酸菌」による善玉菌の増殖、悪玉菌のエサとなる、消化の悪いものを取り入れないなど、今の食生活の見直しが必要になります。また、アルコールや、喫煙に関しても、中止や禁止する必要があります。

 

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「運動療法」は、適度な有酸素運動は、腸内細菌を活発にし、ストレスを発散させることから、定期的な運動をするようにしましょうと言う治療法です。

 

「過敏性腸症候群」は、治らないから付きあっていくしかないと諦めてしまうことはありません。食生活を見直すことだけでも、かなり症状を軽減できるのです。腸内環境を整えることで、ストレス耐性も強くなります。

 

また、「薬物療法」」でセロトニンが安定すると、さらにストレスの影響を受けにくい体になって行くのです。諦めずに、1度専門の病院に足を運んでみてください。

 

今起きている腹痛を止めたい!即効性のあるツボは?

電車に乗った時や、会社にいる時にすぐに触れるところと言ったら、「手」ですね。その中でも即効性のあるツボをご紹介しましょう。

 

  • 合谷(ごうこく)

このツボは万能ツボで、すべてを正常な状態にしてくれるツボなのです。次第に心が落ち着き、痛みが軽減してきます。手の甲の人差し指と親指の付け根が合わさったところの手前のくぼみです。

 

合谷を刺激すると、エンドルフィンと言う物質が分泌され、脳が感じていた「痛み」をマヒさせてしまいます。

 

そのため、このツボは「腹痛」「便秘」「下痢」「頭痛」「歯痛」「肩こり」など、あげたらキリがないほどの部位に効果があるのです。反対側の親指で、押し込むように揉みましょう。

 

  • 商陽(しょうよう)

人差し指の爪の生え際の親指側にあるツボです。このツボは、自律神経に作用し、腸を刺激することで消化吸収を良くします。指先のポイントなので、ボールペンなどでグッと押し込むと効果的です。10回くらい繰り返してください。

 

  • 胃・脾・大腸区(い・ひ・だいちょうく)

手のひらの人差し指の下から、手首までの、生命線の親指側の全体です。消化器系の動きを活発にし、排便異常を整えてくれます。胃腸の不具合全般に効果があるので、「イタっ」と思ったら、とにかくここを揉みましょう。

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出典:http://www.tubodojo.com/

 

  • 下痢点(げりてん)

その名の通り、急に襲ってきた下痢の便意を即効で抑止する効果があるのです。中指と薬指の骨が合わさる手前で、押すと痛いところです。大腸の具合が悪い人ほど痛いです。そこをかなり強くグリグリ揉みこみましょう。

 

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出典http://www.zowie.cc/hand3.html

 

まとめ

不意に襲ってくる腹痛は、本当に怖いものです。ここで来たらいやだな・・と思っていると、それを見透かしたかのように狙ってきます。突発性で、痛みが治まらないような時は、病院で診察してもらいましょう。

 

また、立っていられないほどの痛みがある場合は、虫垂炎(盲腸)など、急を要する事態かもしれません。救急車を呼びましょう。

 

慢性的に腹痛に襲われ、下痢や便秘の症状がある時は、過敏性腸症候群と思われます。今は、改善方法も色々あるので、諦めずに治療して治すように頑張りましょう。

 

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ただし、とっさの時は、ツボで回避です。「合谷」「温溜」「商陽」そして、「下痢点」です。

 

過敏性腸症候群下痢型の人にとっては、「下痢点」は、大変ありがたいツボですね。便意が襲ってきたら、手の痛みもこらえながら、ゴリゴリと押し込みましょう。

 

「商陽」は自律神経に作用することから、EDにも効果があるようです。ツボは、合谷のように、効果が一つではないので、腹痛のために揉んでいても、他の効果も得られるかもしれませよ。

 

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