お腹にガスが溜まって、パンパンに張ることがありますね。スカートはきついし、座るのも辛くなります。お腹がカチカチになり激しく痛んだり、吐き気が起きることもあります。

 

会社にいる時などは、こっそりトイレで出してしまいたいのですが、出したい時には出てくれなくて泣きたくなります。どうにかして、早くガス抜きが出来る方法はないのでしょうか。

 

そこで今回は、腹痛が起こるほどパンパンになったガスを、出来るだけ早く抜く方法を調べてみました。また、気になるおならの臭いについても調べましたよ。

 

 

 

腹痛がひどくなるほどガスが溜まるのはどうして?

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ガスが溜まってしまうきっかけとなるのは、「我慢」です。
おならは、辺り構わず出してしまうことが出来ないので、どうしても我慢することが多くなります。会社内や公共の乗り物内などの中では、出ちゃったらどうしようかと、ハラハラしてしまいますね。

 

お腹にガスが溜まって辛い思いをするのは、男性より女性に多く見られます。女性の方がおならを我慢しやすいこともありますが、便秘が多いことも関係しています。

 

また、デスクワークで座りっぱなしや、締め付ける服装なども原因の一つです。女性は、ストッキングやタイツ、ガードル型のショーツなどで腹部を圧迫することが多く、気づかないうちに、腸の動きを悪くしているのです。

 

おならは、1日に平均10回前後出るのが普通です。通常、肛門の括約筋は、ガスや便が漏れないように、固く閉じていますが、ガスが溜まってきて圧力がかかると、一瞬だけ緩めて放出します。

 

このサイクルが1日に平均10回前後あるわけです。また、1日に平均1L前後のガスがおならとして放出されるので、あくまでも平均ですが、1回は薬100g前後です。どんどん溜まったらパンパンに膨れていくのは当然ですね。

 

ところが、ずっとおならを我慢していたら風船みたいに膨らむかと言ったらそうではないですね。我慢して放出されなかったおならは、血液中に吸収されたり、口から吐き出されて行くのです。

 

おならの仕組みを考えてみましょう。おならの成分を見ると、70%は吸い込んだ空気に入っていた酸素、窒素がほとんどで、後は空気によって消化物が発酵して出たメタンガス、水素、二酸化炭素です。

 

残りの30%のうち、20%が体内の血中から腸に入ったガス、そして残りの10%が、腸内細菌によって消化物が分解、腐敗したガスです。

 

これが、消化の悪い食べ物の分解や、便秘によって腸内細菌の「悪玉菌」のエサが豊富な腸だと、腐敗による毒ガスが発生し、最後の10%は、質の悪いガスが出来上がります。また、質の悪いガスは発生しやすく、その状態でおならを「我慢」していると、すごい勢いでお腹に溜まってしまうのです。

 

ガスが溜まりやすい時は、腸内細菌が「悪玉菌」優勢になっていると考えられるので、ガスが抜けたあとも、腸内環境を整える必要があります。そうしないと、いつまたお腹がガスでパンパンに膨れてしまってもおかしくないのです。

 

ガスが溜まりやすい時のわかりやすい食事例をあげると、もともと便秘症やその時便秘を起こしている人が、消化しにくい「糖分の多いお菓子」「肉類」「食物繊維が多い食材」を食べた10時間後くらいには、質の悪いガスが発生し始めると言うわけです。

 

とにかく早くガスを抜きたい!その方法は?

お腹に収まり切らなくなると、ガスは胃へと上がってきます。良質なガスの場合だと、げっぷになって多少抜けやすいのですが、悪玉菌に作られた、質の悪いガスの場合は、毒素が胃に負担をかけるため、胃痛や吐き気を起こします。また、げっぷからは、腐敗臭や便臭がする場合があります。

 

そうならないためにも、何とか早くおしりから出したいですね。できれば、会社のトイレでも、こっそりガス抜きができるような方法をご紹介しましょう。

 

  • 「の」の字マッサージ

 

これは、便秘のマッサージでご存知の方もたくさんいらっしゃるかと思います。腸から排出させたい時は、それが便でもガスでも同じです。ただし、今回は少しやり方がハードです。

 

便秘のマッサージの時は、手のひらでクルクルと「の」の字を描いたかもしれませんが、今はそんな流ちょうなことは言っていられません。

 

まずは、トイレに直行してください。そしてお腹を締め付けている物はすべて緩めます。手のひらではなく、グーで行きましょう。しかも両手のグーです。

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ガスを完全に肛門まで持って行くように、誘導します。その時大切なのは、力が入っていると肛門がキュッと閉じてしまうので、焦らずリラックスしながらも確実にガスを動かしていくことと言う事です。「の」の字を1回として、これを立ったまま20回、便座に座って20回、3分ほど繰り返します。

 

トイレで実行するには、着衣を緩めるためもありますが、「脳」へのサインの意味もあるのです。人は、トイレに行くだけで、「排出」することに前向きになります

 

お友達に付きあってトイレに行ったのに、急に自分もしたくなる事がありますね。あれは、「ここは排出することろです」と「脳」へサインが送られるためなのです。そして「脳」は肛門へ「緩めて良し」と信号を送るのです。

 

  • 深呼吸してしゃがむ

 

これは、トイレで深呼吸したくないと考えたらできません。あくまでも緊急対応です。これもまずは、お腹の締め付けを緩めます。そして、3回ほど深呼吸をして、その後静かにしゃがみます。

 

その時、足を少し開いて、かかとを上げてしゃがみます。両方の肘をそれぞれの膝の上に置き、両手を組んで前に出します。狭い個室トイレだと少々キツイかもしれません。

 

  • からだをねじる

 

お腹の締め付けを緩めたら、便座の前に立ちます。片足を便座にかけて、上げた足の方へ体をねじります。片側に5秒キープしたら、足を換え、反対側も同じようにねじります。

 

これを5回ほど繰り返して、便座に座り、呼吸を整えてリラックスします。しばらく様子をみて、まだ無反応なようなら、もう一度最初からトライしてみてください。

 

これらの方法はすべて、「腹部の締め付けを緩める」「腸を動かしてガスを移動させる」「脳へサインを送る」「リラックスする」と言う事が目的です。その結果、ガスの放出につながると言うことになります。

 

なので、どれか一つでなく、すべてつなげてやってみるのも良いと思います。ただし、会社のトイレを独占することになりますのでトラブルになりませんようご注意下さい。

 

おならが臭いと良くないの?

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質の悪いガスと言うのは、「悪玉菌」によって腐敗したものから発生したと言うことです。

 

腸の中には必ず悪玉菌はいるもので、健康な人でもゼロではありません。ただし、優勢か劣勢かで腸内環境は大きくかわり、便秘、下痢、腸の病気すべてに影響してきます。

 

また、免疫機能の7割が腸にあるのです。腸内環境が悪く、悪玉菌優勢と言うことは、免疫力も低下していると言うことになります。ウイルス感染もしやすく、風邪もひきやすいと言うことです。

 

悪玉菌優勢になってしまう原因には、消化の悪いものばかり食べていることで、腸内に未消化物が長く停滞する(便秘)ことになり、悪玉菌のエサが豊富になるため、もう一つは、ストレスや睡眠不足が重なることで、善玉菌を減らしてしまうためです。

 

悪玉菌が発生させた腐敗ガスには、「インドール」や「スカトール」と言う、有害なものが含まれています。そのガスは絶えず発生しているため、お腹にも溜まりますが、血液中にも流れていき、全身を循環するようになるのです。そして、時間をかけて少しづつ各臓器を侵していきます。

 

肝臓は解毒機能があるため、絶えず働くことになり、機能が壊れやすくなります。もし、唯一の解毒器官が壊れてしまったら、体には毒から守ってくれるものがなくなり、すべてが徐々に壊れていきます。

 

善玉菌が優勢な腸でも、焼き肉を食べたあとやニンニクを食べた翌日などは、臭いおならになりますが、それは消化の悪いものを食べ続けない限り、元に戻ります。

 

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怖いのは、常に出るおならが臭い場合です。何か月も臭いおならが続く時は、腸に問題が起きている可能性があるので、消化器の専門医の診察を受けてみた方が良いかもしれません。

 

まとめ

ガスでお腹がパンパンに張るのは、「我慢」してしまうことが原因です。でも、どこでも構わずするわけには行かないので、つらいところです。

 

マッサージなどで、何とか早くガスを抜いてしまいましょう。ガスを抜くための、良い市販薬もありますので、薬で一時をしのいでも良いですね。でも依存はいけません。

 

ガスが溜まりやすいときは、腸内が悪玉菌優勢になっていると考えられます。

 

腸内環境が悪くなると、体はどんどん悪い方向へと向かっていくことになります。常におならが臭い場合は、特に注意が必要です。一度きちんと専門医に相談してみてください。