赤ちゃんが顔を真っ赤にしてうんちをしていると「頑張って」と応援しちゃいますね。うんちのたびに、強くいきまなければ出ない赤ちゃんも多く、「赤ちゃんなのに便秘症?」と心配になります。

 

また、赤ちゃんは、とても良くミルクを吐くので、初めてのママは驚いてオタオタしちゃいますね。

 

ゲボっと吐いたり、噴水のように高く噴き上げることもあります。「病気だ!どうしよう」と怖くなりますが、本人はケロッとしていることが多く、吐いたときだけ驚いて、すぐに元気な状態に戻ります。「大丈夫なのかな?」と見ている方は不安になりますね。

 

赤ちゃんがミルクを吐く理由で一般的に考えられることは2つあり、一つは「体が未熟」なこと、二つ目は「便秘」によるものです。ミルクしか飲んでいないのにどうして便秘に?さて、そこにはどんな原因があるのでしょうか。

 

赤ちゃんの様子を細かく観察することや、目を離さないことは大変大切なことですが、「大丈夫なこと」と「心配が必要なこと」を知っておくと、ママの生活がしやすくなります。

 

あまりすべてを心配材料にしてしまうと、ママにストレスが溜まり、それはやがて赤ちゃんに反映してしまうのです。

 

そこで今回は、赤ちゃんの便秘で心配が必要な場合と、問題ない場合、また大量にミルクを吐くのはどうしてなのか、などについて考えてみましょう。

 

 

 

赤ちゃんは便秘になりやすい!母乳でも粉ミルクでもなるんです!

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赤ちゃんは、毎日顔が変わって行くのがわかるほど、成長が目覚ましいです。ミルクの飲む量もどんどん増えていきますね。体の中でも凄い速さで成長が起きているため、その変化に排便のペースが掴めず、不安定なのです。

 

便の形状も「ゆるゆるうんち」が続いたと思ったら、突然出なくなったりして、ママを心配させますが、元気があって母乳やミルクを飲むようなら心配ありません。

 

2~3日出ないようなら、綿棒にオイルやワセリンをつけてクルクルと肛門を刺激してあげると、排便が促されます。あまり長い時間放っておくと、次の排便時に強くいきまなくてはならず、大変な思いをさせてしまいますので、様子を見ながら、「3日出なかったら綿棒しよう」と決めておくと良いです。

 

赤ちゃんが便秘になる原因は、筋力の弱さも関係しています。腸の周りもまだふにゃふにゃの筋肉ですし、腹筋も微力で、押し出す力に乏しいのです。なので、大量に溜めこんでしまうと、その分排便が大変な大仕事になってしまうのです。

 

赤ちゃんが便秘になると、「母乳不足」が問われますが、赤ちゃんが元気で体重が増えていれば問題ありません。赤ちゃんがもっと欲しがったり、自分でも不安がある場合は、母乳+粉ミルクを飲ませてあげれば良いのです。

 

母乳は大変素晴らしいものですが、「間違ったこだわり」や「粉ミルクへの偏見」があると、母乳が足りなくなった時に、たいへんなストレスになってしまいます。

 

今の粉ミルクは、母乳により近いものが作られています。母乳に入っている「オリゴ」や「ラクトフェリン」も同じように入っていますし、粉ミルクで健康を損なって、育たない赤ちゃんはいません。

 

赤ちゃんや子供の下痢って病気なの?食事で気を付けることは?

 

もし、母乳と違う点をあげるとするなら、「ロタウイルス」などの感染性胃腸炎のあとに起こる、「二次性乳糖不耐性症」を発症した時に、「ラクトレス」に変えてあげなければならないことくらいです。

 

母乳はそのままでも良いと言われていますが、下痢症状がひどい場合は、粉ミルクと同様に「ラクトレス」に変える場合もあります。同じですよ。

 

赤ちゃんは自然に筋トレしてる?足りない時はママがお手伝いを!

また、赤ちゃんの運動量が足りていない場合も便秘の原因となります。この赤ちゃんの運動量は「1か月はこれくらい」「5か月はこれくらい」とハッキリ決められるものではありません。

 

起きている間中、手足をバタつかせているような活発な赤ちゃんもいれば、大人しく天井を見つめているような思慮深いタイプの赤ちゃんもいます。排便には、筋力がいるため、どうしても思慮深いタイプの赤ちゃんは、運動不足で筋肉が付きにくく、また、腸も動きにくくなります。

 

赤ちゃんは、よく自分の足を持って引き上げるしぐさをしますね。あれは、「足」に対して「なんだこりゃ?」と興味を持つだけではなく、自然と排便を促すことにも一役買っているのです。

 

中には、特に「足」に興味を持たない赤ちゃんもいますので、そんな時はママが手伝ってあげると、腸の動きが良くなります。この体操は、便秘を起こした時にやるのではなく、毎日同じ時間にやることにしましょう。排便リズムがつきやすくなります。

 

ママの食事を見直して!大切な母乳が便秘の原因に!

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便秘の原因は、赤ちゃん本人だけではありません。母乳をあげているママは、薬をやたらと飲まないようにしたり、アルコールを控えるなどの努力をしていますね。でも意外と気を抜いてしまうのが、食事です。

 

おっぱいが良く出るようになるものには、興味をひかれますが、日頃のメニューは特に気を遣わず、パパと同じものを食べています。

 

ママが、「脂っこいもの」「肉食過多」「お菓子」「乳製品」に偏った食事をしていると、母乳にも影響します。赤ちゃんもママと同様に「栄養過多」となってしまうのです。

 

質の良くない母乳を飲むことで、腸にも便にも悪影響が及んでしまいます。また、このような食事をしているママは、自分も便秘を起こしている確率が高く、腸内環境が「悪玉菌優勢」の状態になっています。

 

消化物は腸内細菌の「善玉菌」によって分解が、「悪玉菌」によって腐敗が起こります。悪玉菌が優勢だと、腐敗が進み、腸内には有害なガスが溜まります。有害ガスは腸から吸収されて、血液中に入り、体中に回っていきます。

 

もちろん母乳の生成にも影響がないわけがありません。知らず知らずのうちに、赤ちゃんにも毒素がまわってしまい腸の運動を鈍くさせてしまうのです。

 

母乳は、素晴らしい栄養源です。それをママが悪いものに変えてしまってはいけませんね。赤ちゃんの便秘を防ぐためには、ママの食事の見直しと便秘の改善が必要なのです。

 

赤ちゃんがミルクを吐くのはどうして?便秘が原因かも!

赤ちゃんがミルクを吐くのは、「異物の判断がつきにくい」「異物の排除ができない」など、未熟な体を補うために、「吐きだしやすい」状態の胃袋の形になっているためです。

 

ミルクを飲んで、すぐ横にすると、そのまま出てしまいますね。赤ちゃんの胃袋は、大人のように溜まりの部分がないのです。また、食道と胃との接合部(噴門部)の括約筋が弱く、緩く開いたままの状態になっているのです。

 

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体に力が入ったり、排便のためにいきんだりすると、勢い余ってそのまま飛び出してしまうのです。ゲップをさせた勢いでミルクが出てしまうことや、突然、驚くほど噴き上げるのはそのためです。

 

特に、便秘の時は、渾身の力を込めるので、ミルクを飲んですぐの場合は、大量に噴きあげることがあります。また、便秘をしていると、おならが逆流して、ミルクを噴き上げてしまうこともあります。

心配な便秘やミルクの吐き戻しはどんな時?

赤ちゃんは便秘になりやすいですし、ミルクも吐きやすいのです。元気があればほとんどの場合心配することはありません。うんちを長く溜めすぎないことや、ミルクを吐いた後は、少しづつゆっくり飲ませるなど、対処すれば解決できます。

 

心配なのは、授乳のたびにほとんど吐き戻したり、不機嫌が続く、泣き続ける、などが現れた場合です。離乳食が始まっていると、食べたものに影響されることもあります。

 

お菓子をたくさん食べ過ぎたり、ジュースばかり飲ませていると、胃酸過多になり「逆流性胃腸炎」を起こす場合があります。いずれにしても、栄養がとれていない状態になったら、速やかに病院に連れていきましょう。

 

また、赤ちゃんの便秘には先天性の病気があり、日本では出産時の入院中にわかることが多く、長期的な治療が必要になります。生まれつき、腸の一部に排便を促す細胞がなく、ぜんどう運動が起こらないのです。

 

まとめ

赤ちゃんの便秘は、元気であれば問題ないと言えます。便秘による高熱の発症時は、病院に連れて行くと、「浣腸」によって緩和されます。何度も繰り返さないように、環境から整えてあげましょう。

 

腹筋をつけるお手伝いや、ママの食事など、「便秘薬」や「浣腸」をしなくても、改善できるような体にしてあげましょう。また、赤ちゃんの胃の形状は、「吐きやすい」形と構造です。そのため、よく吐きますが、ケロッとしている分には、心配することはありません。

 

これらの目安は、「機嫌」と「体重の増加」です。離乳食前の赤ちゃんは、母乳やミルクしか飲まない子も多く、便秘が原因で食欲をなくしてしまうと、一気に脱水症状に発展してしまうこともあります。

 

何だかご機嫌が悪く、ミルクを受けつけないような時は、早めに小児科の先生にみてもらいましょう。