青汁と言うと粉末タイプで水や牛乳に溶かして飲むと言うイメージが強いですね。今は、サンシャインジュースでお馴染みの「コールドプレスジュース」や少し前に大流行した「スムージー」などでも、デトックス効果を生むメニューとして、「GREENジュース」があります。
これは、生の青汁と言うわけです。海外からオシャレになって帰って来た、逆輸入青汁ですね。
青汁が発売された頃は、年配の利用者が多かったのですが、実際に便秘で苦しんでいるのは、若い女性に多いため、徐々に若年化が広まったのです。
何年もかけて広まり、増えていくと言うことは、実績ということです。「青汁効果」には、期待出来ると言うことの証明ですね。
そこで今回は、青汁の便秘解消効果や、おすすめの市販されている商品をご紹介いたします。
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青汁が便秘に効果的なわけとは?
便秘に良いと言われる青汁ですが、日本で良く知られるようになったのは、1990年の「キューサイの青汁」のCMからです。
その頃の青汁と言えば、まさに罰ゲームなみのまずさで有名になりました。ところが、この「まずさ」が日本人の性質に合っていたためか、「良薬は口に苦し」の理論からか、まずいけど体に良いものなら我慢して飲むと言う人が増え、利用者が増えていったようです。
今では、日本中知らない人はいないであろう「青汁」ですが、これは海外にも広まっています。日本人のように「苦いが我慢して飲む」と言う飲み方より、ジュースと割って飲んだり、カプセルタイプのサプリメントとして販売されているものが多いようです。
どうして、これほどまでに世界中で「青汁」が愛飲されているのでしょうか。これは、「良い結果」が出ているからに他なりません。26年前には罰ゲームだった飲み物が、実は本当に体に良いと認めている人が多いと言うことです。
では、具体的にどう良いのかが問題ですよね。最近の青汁は、飲みやすさもかなり研究されて、罰ゲームとは程遠い味となっているようです。とは言え、葉物野菜の飲み物なので、「青臭い」に決まっています。
また、すっかり甘くて美味しいジュースになってしまったら、効果は無いと言う事です。青汁を選ぶ時に、飲みやすさを重視してしまうと、糖分が多くなり、便秘の改善効果は薄れますのでご注意ください。
青汁の主体となる野菜は、「ケール」「明日葉」「大麦若葉」です。そこに何十種類もの野菜をプラスして作られています。豊富な栄養素は「食物繊維」「カリウム」「カルコン」「ポリフェノール」「ミネラル」と野菜不足を一気に解消してくれるものなのです。
ここで、問題なのは、便秘を解消するために青汁を飲む場合、これは「明日の朝効く便秘薬ではない!」と言うことです。青汁は下剤ではありません。ここを勘違いしてしまうと、青汁を飲んでも便秘が治らない!と結論付けてしまうのです。
日ごろの食生活だけでは摂りきれない、十分な野菜の成分を青汁から摂ることで、腸が徐々に掃除され、時間をかけて腸内環境を整えていきます。何年もかけて悪くしてしまった腸内環境は、1日や2日で良くなることはないのです。
どんな青汁がおすすめ?選び方は?
青汁の中でも、特に便秘改善を目的に作られたものには、「乳酸菌」が配合されています。青汁だけでも効果はありますが、乳酸菌が入ると、老廃物の排出とともに、善玉菌の増殖も出来るので、改善スピードは断然速くなります。
また、青汁商品は、ピンからキリまで何百とあります。粗悪商品もあるので、購入には必ず成分を確認しましょう。
- 野菜100%のもの
- 添加物が入っていないもの
- 人工甘味料が入っていないもの
- 国産野菜を使っているもの
野菜の量が少なく、添加物ばかりのものも出回っているようです。それでは効果はありません。せっかく飲むのなら結果を出したいですよね。
さて、頑張って続けて飲んでみようかな・・・と思っても、「味」のことを考えると、あと1歩が踏み出せないこともあると思います。
そこで、今回ご紹介するのは、少量で頼める「お試しセット」や、人気も信頼性も高い商品をそろえてみました。青汁はまったく初めてと言う方は、お試しセットで体験してみると良いかもしれません。
青汁に挑戦してみましょう!おすすめは?
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ドラッグストアに行くと、たくさんならんでいますね。どれを選んだら良いのかわからなくなります。
成分を確認し、添加物の無い物を選ぶようにしましょう。3本入りや5本入りなど数本お試しパックで買えるものもあります。最初は、青汁とはどんなものか口にしてみてから、箱で購入した方が良いかもしれません。
通販では、2箱以上の購入で、お得なパックになっているものが多いですね。それだけ、毎日続けることを目的とした飲み物だと言うことです。
「ケール」「明日葉」「大麦若葉」ってどんな野菜でどんな効果がある?
ケール、明日葉、大麦若葉は、青汁の代表的な野菜です。あまり八百屋さんなどでは馴染みのない野菜ですね。どんな野菜なのか調べてみました。
- ケール
ケールは、絶大な栄養素を持つ、スーパーフードと言われています。
特に、抗酸化物質のルテインが多く含まれ、ガンを予防すると言われています。そのほかにも、ビタミン、カルシウム、ミネラル、クロロフィル、ギャバ、食物繊維、葉酸、タンパク質などが豊富に含まれているため、「最高の野菜」と言われています。
- 明日葉
明日葉は、カルコンと言うポリフェノールの一種である栄養素が入っています。カルコンは、血液サラサラ効果や、発がん性物質の抑制、胃酸の抑える働きがあり、さらに肥満を抑制する効果もあります。ビタミン、ミネラル、クロロフィルも豊富で、ケールに劣らない野菜です。
便秘に良いとされるお茶やお水はどれでも効果は同じ?口コミで評判が良いのは?
- 大麦若葉
大麦若葉は、葉酸がブロッコリーの5倍、カルシウムは牛乳の10倍と言われています。ビタミン、葉酸、カテキン、マグネシウム、カルシウム、鉄分、亜鉛、カリウム、クロロフィルと、豊富な栄養を含んでいます。また、動脈硬化や高血圧を抑えるSOD酵素が含まれています。
まとめ
青汁は、日本から始まり、今では世界中で飲まれています。含まれている豊富な栄養素によって、代謝が上がり、免疫力も向上します。効果は徐々に現れるものなので、即効性を求めると失敗してしまいます。
万が一、飲んだ翌日に頑固な便秘が排出されて、腸内がスッキリするようなものなら、30日分や60日などがあるはずがありません。反対に、腸が病気になってしまいます。
青汁は、便秘薬のように、直接便に働きかけるものではなく、腸内環境を整えて、腸を元気にし、ぜん動運動を活発にすることで、排便をスムーズにしていく改善方法です。
長期戦にはなりますが、腸と同時に、発がん性物質の抑制や動脈硬化などの病気を抑えることもでき、さらには美肌効果も期待出来るのです。一度試してみても良いかもしれませんね。