赤ちゃんも便秘になります。まだ小さな体の小さな腸は、未熟なのですぐに便秘や下痢などになってしまうのです。大人は食生活や生活習慣、ストレスが原因で便秘になりますが、赤ちゃんの便秘の原因はどんなものがあるのでしょうか?

 

食生活と言っても、口に入るのは、「母乳」か「粉ミルク」です。生活習慣と言っても、ほとんどの時間はネンネしてますよね。また、赤ちゃんにもストレスはあるのでしょうか。

 

今回は、赤ちゃんの便秘と母乳の関係や、便秘の原因で考えられること、また、生後1ヶ月の赤ちゃんの便秘で心配な病気などについて、調べてみました。

 

 

 

赤ちゃんの便秘どうして?母乳が関係ある?粉ミルクはあげたくない!

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赤ちゃんが便秘になると、「母乳」か「粉ミルク」か聞かれますね。もともと「母乳」を飲んでいる赤ちゃんは、お腹が緩くなる傾向があります。そして、「粉ミルク」の赤ちゃんは便秘しやすいと言われていますね。

 

ところが、母乳の赤ちゃんでも便秘をしてしまうことは、良くあることで、「うーん」と真っ赤な顔でいきみます。緩いうんちでも顔が赤くなるほど、力が必要なので、固めのうんちの時は、渾身の力を込めて頑張っています。

 

赤ちゃんが固めのうんちをするのは、腸が成長していく過程で仕方がないことなのです。1日に3~4回のうんちが出ていたのに、突然2日も出なくなると、心配ですよね。先生に聞いても、「元気があるなら大丈夫!」と言われてしまいます。

 

赤ちゃんは、朝と夜で顔つきが違って見えるほど、目まぐるしい成長をしています。その成長は体内でも同じで、臓器の細胞は、何億もの分裂や結合がなされ、1分1秒でもすごい進化をしています。

 

それは、すべてが勢いよく成長しているので、途中で消化器の中でバランスが悪くなる時間が生まれてしまうのです。ただし、それぞれが強くなって行く証拠なので、便の排出には問題はないのです。

 

お腹をマッサージしたり、足を動かして腸を刺激し、排便を促してあげましょう。3日も出ないようなら、綿棒浣腸で刺激すると有効です。あまり時間が経って、便が固くなると、辛い排便になってしまいますので、タイミングをみて、クルクルしましょう。

 

赤ちゃんの便秘の原因は母乳?離乳食で改善しよう!

 

また、お腹が一杯にならずに、消化物が足りなくてうんちが出来ないと言う事も、関係ないわけではありません。また、ママのおっぱいは勢いよく出るのですが、どういうわけか赤ちゃんが飲んでくれない場合もあります。

 

母乳は何㏄飲んだかわからないため、毎日体重を計りますね。増えていない時は、赤ちゃんはもっと飲みたいと言うことです。

 

ママは、体重を計らなくても、赤ちゃんを見ていればわかるかと思いますが、一応確認のためにも体重は計った方が良いです。たくさん飲んでいるのに、増えていないと病気の可能性もありますのでね。

 

赤ちゃんがもっと飲みたい時は、何も難しいことはありません、粉ミルクを哺乳瓶で与えてあげれば良いのです。「母乳じゃなくて良いのか」「粉ミルクは良くないのでは」など、悩むママもいますが、考えることは「赤ちゃんを元気に成長させること」だけです。

 

日本の粉ミルクは、世界的にも認められるほど、母乳に近く、安全に作られています。目の前の赤ちゃんが「お腹が空いたよ~」と泣いているのに、「どうしよう」と悩む必要はありません。

 

80㏄ほどのラクトフェリンよりも、ママの笑顔の方が、強い免疫力を作ってくれるのです。「母乳」で育てるからこそ子育てと考える人もいますが、大切なのは母乳ではなく、ママです。

 

母乳が便秘の原因なことも!大切な母乳は大切に作る!

ロタウイルスなどの胃腸炎を起こしたあとに、二次性乳糖不耐を起こした時も、粉ミルクは「ラクトレス」に変えますが、母乳はそのまま与え続けて良いといわれます。それだけ、赤ちゃんの体に不適合性が少ないと言うことですね。

 

ところが、赤ちゃんにとって良いはずの母乳が原因で、便秘を起こしている可能性があるのです。それは、ママの生活が原因です。食生活を見てみましょう。

 

薬やアルコールは母乳に影響があるからと控えているママは多いのですが、食事となると、あまり気に留めていないようなのです。「ダメな物」と言われたことは守り、「母乳に良い」と言われれば、興味を持ちますが、一番大切な、毎日の食事にもっと関心をもたなくてはなりません。

 

ママの中には、産後すぐにダイエットを始める人もいます。自分の栄養も摂れていないのに、赤ちゃんに回る栄養が補えるはずがありません。また、赤ちゃんの不規則な生活に合わせるように、自分も不規則になるため、食生活も乱れがちです。

 

食べる時間があるなら寝ていたいと思うママも多く、赤ちゃんが寝ている間、自分も一緒に寝てしまい、食事を摂ったり摂らなかったりします。

 

そんな生活をしていると、ママも便秘になっていませんか?赤ちゃんはママの生活をそのまま映す鏡です。産後、体調がすぐれないなどの理由がある方は、しっかり休息をとる必要があります。出産によって、ママの体には、考えられないほどの変化が起きています。

 

体調がすぐれないのは、まだその変化に対応できていないのです。婦人科に相談し、きちんと治療しないと、この先、笑顔になれない日々が続いてしまいますよ。

 

良い薬もあるので、不要な心配をすることなく、治療に専念しましょう。ご両親や御兄弟に助けを求めるなど、一人で抱え込まないことが大切です

 

妊婦さんは、出産が近づくと、皮下脂肪がつき体が丸くなります。この脂肪は、産後、無理が利くように蓄えられたと考えられるのです。赤ちゃんが生まれてからは、赤ちゃんの世話に追われ、夜の授乳など、睡眠不足にもなります。

 

それを2~3か月の間、カバーできるくらいのエネルギーを蓄えたのです。そのため、無理にダイエットなどしなくても、本来なら、ついた皮下脂肪は自然に消費されて、なくなるはずなのです。

 

なくならないのは、その皮下脂肪でカバーする必要がないほど、脂質や糖質を摂りいれているためです。そして、脂質や糖質は便秘を起こしやすくします。ママが便秘を起こしていると、その毒素は、母乳から赤ちゃんへと入り込み、徐々に善玉菌の多い腸内細菌を汚染していきます。

 

離乳食が始まっている赤ちゃんは、すでに腸内細菌は大人と変わらない仕組みとなっています。そこへ毎日毎日、悪玉菌を注ぎこんでいることになるのです。

 

ママが便秘をしている → 母乳 → 赤ちゃんが便秘をする  と言う構図が出来上がってしまうのです。母乳は、どれだけ研究者が頑張っても、決して完璧にマネすることの出来ない特別なものです。

 

それをママが自ら汚染させてしまってはいけません。便秘にならないように、食物繊維や鉄分をしっかりと摂り、資質を摂りすぎないようにしましょう。母乳のためだけではなく、ママの健康のためでもあるのです。

 

赤ちゃんにもあるストレス性の便秘!

言葉を使えない分、赤ちゃんは大人よりストレスに囲まれていると考えられます。そのため、ママは泣き声で赤ちゃんがどうしてほしいのか、判断できるようになっていきます。

 

産後すぐはパニックになって、一緒に泣いていたようなママが、1ヶ月もするとすっかり赤ちゃんとの意思の疎通ができてきます。

 

以前は、赤ちゃんが泣いてすぐに抱くと「抱きグセがつく」などと言われましたが、今は「抱きグセ」などはないとわかっています。むしろ、赤ちゃんの要求に耳を傾け、答えてあげることが、大切なのです。ママは家事もあり、忙しい毎日ですが、赤ちゃんはお構いなしに泣きだします。

 

「どうして今なの~」と思いますが、「はいはい ちょっと待ってね」と言いつつ、急いで赤ちゃんも元へ急ぎ、「ごめんね~ どうしたの」と抱きあげる光景は、目に浮かぶようですね。

 

これは、寝ているだけの赤ちゃんにとって、生きる力や性格、体を守る免疫力を作る上で、とても大切な言葉や行動なのです。

 

赤ちゃんが泣いている時に、「また泣いてる」と放っておいたり、姿も見せず、何も声をかけないでいると、赤ちゃんは毎回ストレスを募らせていきます。ストレスは大人と同じように赤ちゃんにも痙攣性便秘を起こします。

 

泣いてストレスを感じても、ママが来てくれて、笑顔で抱き上げてくれることでストレスを発散しているのです。応答がないと言うことは、赤ちゃんにとってはこの上ないストレスなのです。

 

生後1ヶ月で便秘?病気の可能性もある?

赤ちゃんは胎児の時には、無菌です。出産時にママの産道を通り始めた時から、菌との接触が始まります。出生からまる1日立った時には、腸内には大腸菌などの悪玉菌が住みつきます。

 

その後、それに対抗できるビフィズス菌を自分で作りだし、悪玉菌を退治し始めます。出生5日目くらいには、腸内は、90%以上の善玉菌が繁殖しています。

 

赤ちゃんも便秘になる?ミルクを吐くのは便秘のせい?

 

善玉菌は、腸を成長させるために奮闘しますが、どうにもならないこともあるのです。それは、腸管にぜんどう運動を起こす細胞が、もともと無い病気があるのです。ヒルシュフプルング病と言う、先天性の病気です。

 

この病気は、外科的手術で、該当部分を切除することで、治療が可能です。そのまま放置するすると、命にかかわる病気ですので、お腹がパンパンに膨れていたり、おかしいと感じたら、すぐに病院で診てもらいましょう。

 

まとめ

1歳数か月あたりまでは、母乳がメインの食事の赤ちゃんも多いですね。そのため、赤ちゃんの便秘と母乳は関係がないとは言えません。

 

まだ、月齢の早い時点で、赤ちゃんがまだ飲み足りないようなら、迷わず粉ミルクをあげましょう。粉ミルクをあげることは、悪いことでも間違ったことでもありません。

 

また、母乳を上げているママは、母乳の質についても良く考えましょう。赤ちゃんの栄養が、便秘のもとになるものではいけません。ママが便秘を改善すると、自然と赤ちゃんの便秘も治るのです。

 

赤ちゃんにとって、ママが話しかけてくれたり、笑いかけてくれることは、生きる力や免疫力を高めることにつながります。無視は赤ちゃんにとって、最悪なストレスとなります。

 

手が離せなくても、「ここにいるよ」と教えるためにも、声をかけましょう。大泣きしても、かけつけて抱き上げた時にストレスを発散させています。

 

新生児の便秘は病気の可能性もあるので、不安に思う時は、医師に相談しましょう。