便秘でいきんでも硬くてなかなか出なかったり、出す時にお尻が痛くなると、どんどん排便が嫌になりますね。でもそれって、便秘をさらに悪化させる原因の一つなのです。

 

ここまで硬くなってしまったのは、腸の中に長い時間便が停滞していたためです。腸のぜんどう運動が弱くなっているのが原因です。

 

そこで今回は、便秘で起こる硬い便や、痛い排便の原因や注意点、また、生活習慣で考えられる問題点を調べてみました。

 

 

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便秘で硬い便や痛い排便は要注意!

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便秘で、便が硬くなってしまった時の排便は、とても辛いですよね。どれだけいきんでも、びくともしない事もあります。

 

前回の排便でお尻が切れたりしていると、「また、あの痛い思いするの怖い」と委縮してしまい、うまく排便できずに、どんどん出にくくなってしまう恐れもあります。

 

そもそも、これほど便が硬くなってしまうのには、原因があるのです。

 

便秘は、便が腸の中にどれだけ長い時間あるかで決まります。腸にある時間が長ければ長いほど便の水分は無くなり、便はカチカチに硬くなっていきます。

 

さらに、女性は押し出す筋力が乏しいため、溜まりやすいと言う欠点まであるのです。女性に多いと言われる「弛緩性便秘」は、腹筋力が無いことから、腸の周りの内臓筋も乏しくなり、ぜんどう運動が弱まり、便秘を起こしやすくなるものです。

 

男性でも高齢になると、この便秘の症状が起こりやすくなります。毎日の排便のためには、筋力を持続させることが必要だとわかりますね。

 

また、女性や高齢者には、「小食」と言う食生活の問題点も重なる場合が多く見られます。無理なダイエットでの食事制限や、もともとの小食など、1食の消化物が少なすぎて、便を形成するのに無理があるのです。

 

便の形成には、ある程度の量がなくてはなりません。少ない量でも、食物繊維を豊富に含んだ食生活をしていると、水分を含んで大きく何倍にもふくれるため、消化物自体が少なくても、便は形成されるのですが、なかなか十分な食物繊維を摂っている人は少ないのです。

 

消化物は少ないし、食べた内容も良くないのでは、便は作られることも出来ないのです。残りかすのようなものがたくさん溜まり始め、それが何食分も溜まり、積み重なってカチカチの硬い便となります。

 

便は、ただ溜まって詰まるだけではありません。腸にいつまでもある便は、悪玉菌のエサとなり腐敗が始まるのです。まさに生ごみをお腹に詰め込んでいるのと変わらないのです。

 

便秘で死亡することもある?原因はカチカチになった便?

 

食べ物が腐れば、そこから有毒ガスや有毒物質が発生しますね、これも体内だから出ないなんてことはありません。そして、この毒たちは、腸の動きをより一層悪くさせてしまい、便秘を起こしやすくする悪循環が始まります。

 

すでに1週間にもわたって排便が無い状態なら、便はカチカチに硬くなっている可能性が大いにあります。このまま排便すると中々出ない上に、激しい痛みとともにお尻が切れて大出血する恐れがあります。

 

あまりにも便が硬くカチカチで、いきんでも便が動かず、排便が困難な場合は、動きがとれるうちに消化器内科か、肛門科に行き、浣腸で排便することをお勧めします。躊躇している間に、便が肛門で動かなくなり、歩くことさえままならなくなってしまいます。

 

ゴム手袋をして、敵便する人もいますが、出来れば自分ではやらない方が良いです。肛門に思わぬケガを負うことも多く、その場合、確実に傷口から細菌感染してしまいます。まず、この便は、腐って何日も腸に詰まっていた腐敗物だと言う事を忘れてはいけません。

 

自宅に浣腸がある場合は、迷わず使用しましょう。とにかく、これ以上辛くない状態で排便してしまいましょう。明日への持ち越しは、出来る限りしてはいけません。

 

便秘を改善するために見直したい生活習慣とは!

女性や高齢者に多い、弛緩性便秘の原因は、筋力の低下と消化物の少なさです。

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まずは、その2つの自然の流れを食い止めなくてはなりません。

 

筋力の低下を考えてみましょう。なにも、腹筋をつけるためだからと言って、結果にコミットさせる必要はありません。必要なのは、外側の筋肉ではなく、インナーマッスルです。

 

一番良いのは、「歩く」と言うことです。これも長距離を歩く必要はありません。毎日徒歩で買い物に出かけたり、散歩に行くなど、20分程度は歩き回るように心掛けましょう。

 

特に、車移動の多い生活をしている人は、一日に驚くほど歩いていないことがあるのです。これでは、筋力は低下するばかりです。

 

また、便秘に効果のあるストレッチを毎日続けることでも、筋力UPにつながります。

 

「の」の字マッサージは、赤ちゃんから高齢者まで、誰にでも効果的な便秘解消マッサージですね。このお腹のグルグルを毎日やることでも、お腹への影響はあるのです。

 

また、ガス抜きに効果的と言われるストレッチもお腹に力を入れることにつながります。仰向けに横になり、頭の後ろに手を組みます。そのまま頭を上げて足先を見て5秒キープします。体を起こす必要はありません。これを10回ほど繰り返しましょう。

 

無理な筋トレをやる必要はまったくないのです。こんなことでいいの?と思いますか?でも今までは、そんなことさえやっていなかったのですよ。腹筋にしてみたら、大変な活躍です。

 

次は食生活です。まずは決まった時間に食事を摂るようにしていきましょう。食べたり食べなかったりするのは、胃腸に負担がかかるのでとても良く無いことです。

 

もともと小食の人が食事の量を増やすことは、難しい事だと思います。食物繊維をたくさん摂ろうとすると、今度は大切なタンパク質などが食べられなくなってしまう恐れがあるので、ファイバー系のサプリメントを摂る事がおすすめです。

 

サプリメントなら、不溶性食物繊維、水溶性食物繊維の両方がバランス良く摂れて理想的です。

 

食物繊維を摂るようになったら、同様に水分もたくさん摂らなくてはなりません。食物繊維は、水分を含まないと効力を発揮しまいのです。また、水分が不足してしまうと、便はカチカチになりやすいため、十分な水分は常に必要なのです。

 

男性も要注意!硬くて痛い便は直腸便秘の可能性も!

女性や高齢者に多い便秘ですが、男性に起こらないわけではありません。実際に、男性の便秘は増加傾向にあるのです。

 

この直腸便秘の一番の原因は、便意を我慢することです。仕事上、我慢することが多い職場であったり、痔がひどくて便意を遠ざけたりしているうちに、本当に便意を感じなくなってしまうのです。

 

本来は、直腸に便が入ると、「便がきたよ」と言う信号を大脳が感知し、今度は肛門括約筋に「排便のため緩めて」と指令を出します。これは、直腸反射と言われる自然に起きる排便行為の流れなのです。

 

ところが、直腸便秘の場合、反射が起きず、便意を感じません。肛門のすぐ手前にある便に、気が付かないのです。この症状は、ひどくなると便失禁を起こす事もあり、思わぬショックを受けることになりかねません。

 

便秘を改善するためには運動が必要?効果的な食べ物は?

 

直腸便秘の改善には、便意を少しでも感じたら、我慢しないことはもちろんですが、便意を感じなくても、毎朝5分~10分程度、トイレに座るクセをつけるトレーニングが効果的です。トイレに座ると、脳は「排出」に意識が傾きます。

 

すぐに効果が表れなくても、続けると自然と排便出来るようになっていきます。

 

まとめ

硬くて痛い便秘は、大変厄介なものです。溜めても辛いし、出すのも辛いのです。

 

すでに何日も出ていない時は、便秘薬や浣腸で排便してしまいましょう。明日来るかどうかもわからない便意を待つ必要はありません。それは、この排便が終わってから考えることにしましょう。

 

とにかく、硬い便で、お尻がひどく痛い思いをするようなことにならないためにも、排便してしまうことが一番です。病院で浣腸してもらうことも、一つの手段です。

 

次回からは、同じことを繰り返さないように、生活習慣を見直していきましょう。女性は、食事の量が少なくて便が作りにくい傾向があるので、ファイバー系のサプリメントなどで、食物繊維を補いましょう。水分も忘れずに摂りましょう。

 

また、毎日、少しでも歩くことを意識しましょう。便秘改善のストレッチや、マッサージをするのは一石二鳥の効果です。

 

毎朝の排便リズムにしても、便秘の改善は、すぐに効果が表れるものではありません。続けるうちに、必ず効果は表れてきますので、あきらめずに続けましょう。

 

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