生理前になると、色々な不調がでてきますよね。同じようにホルモンは出ているのに、不快症状が出る人と、まったく出ない人も居て、なんで自分の症状はこれなんだろう・・って悩みますよね。

 

生理前に便秘が出る人は意外と多く、同時にむくみがひどくなることがあります。これは、女性ホルモンの影響で起こっている、PMS(月経前症候群)だと考えられます。

 

そこで今回は、生理前の便秘とむくみについてや、むくみにくい体質にするために出来ることを紹介します。

 

 

 

生理前の便秘がむくみやすいのはどうして?

生理前,便秘,むくみ日頃は便秘にならないのに、生理の前だけ便秘になってしまうと言う人がいます。これはホルモンのバランスで決まるのですが、ホルモンの変化自体は女性の体が毎月妊娠準備をしているためなので、止めることは出来ないのです。

 

実際に妊娠した時、今苦しい症状が、お腹の赤ちゃんを守るために働いてくれるのです。特に有名なのは、痛み。出産の痛みをは男性には我慢できないほどなのに、その痛みに耐えて出産できるのは毎月の月経が痛みに慣れるために働いてくれるから、といわれるほどです。

 

生理前の便秘は、たいてい生理予定日の10日~14日前から始まります。

 

この時期は、排卵してからの黄体期と言われる、黄体ホルモン(プロゲステロン)が活発になる時期です。プロゲステロンは、女性の機能性を高めるホルモンです。そのため、妊娠や出産に大きく関わりを持っています。

 

生理が始まる前は、妊娠するかもしれない期間なので、プロゲステロンは排卵された卵子が、受精して子宮に着床できるように、準備に余念がありません。この準備はベストな状態で妊娠できるように、毎月繰り返されているのです。

 

 

プロゲステロンが出る時期は、なぜ便秘になるのでしょうか?それは、子宮に振動が伝わらないようにおなか全体の動きを抑える働きをプロゲステロンが持っているからです。

 

プロゲステロンは、子宮に振動や、緊張が伝わらないように、周囲の臓器の運動を鈍くさせてしまうのです。腸のぜんどう運動もそのひとつです。

 

例えば、ボンドでくっ付けたばかりのものを揺すったら剥がれてしまうように、揺らすと剥がれてしまうのを防いでくれます。

 

ただし、そのために便の移動がスムーズにいかなくなり、便秘になりやすいのです。

 

 

そして、羊水や血液循環を安定させるために、必要な水分が足りなくならないように、貯水(体に水を貯めること)を始めるのです。

 

これらのプロゲステロンの働きの影響を受けて、生理前に便秘になり、むくみが起こるのです。

 

 

生理前の便秘やむくみを起こさないためには?

不思議なことに、女性全員が生理前にプロゲステロンの影響を受けるわけではないのです。

 

生理痛がどうして起こるかわからないのと同じく、PMS(月経前症候群)が起こるきっかけもわかっていません。

 

毎月必ず、PMSが起きる人もいれば、数か月に1回だったり、不規則に起こる人もいるのです。

 

そのため、予測は不可能です。と言うことは、起こりにくい体にするために、出来ることをしておく必要があるのです。

 

月経がある限り、プロゲステロンの仕事を止めることはできません。なので、その影響でぜんどう運動が鈍くなっても便秘が起きないように気を付ければ良いのです。

 

便秘になると腸内環境が乱れてしまい、そのあとにもう一度便秘になりやすくなります。慢性的に便秘が起きている人は、腸内環境が悪くなっているため、どうしても少しの影響で便秘が起きやすくなってしまいます。

 

そのため、生理中に便秘になりやすい方は生理前に関わらず、便秘を改善させることを考えましょう。水溶性食物繊維を多く含んだ食事や、十分な睡眠、十分な水分補給が大切です。

 

 

また、普段からよく運動することが大事です。運動不足で体の表面筋が少なくなると、その下の内臓筋の量も低下します。腸の筋力が少なくなると、ぜん動運動が鈍くなってしまい、便秘が起きやすくなります

 

筋力が衰えると、代謝が悪くなり、むくみやすくなるのです。そのため、ウォーキングなどの有酸素運動での筋力UPが有効です。

 

特に激しい運動をする必要はありません。毎日の買い物に車を使わず歩いて行くようにしたり、バス停をひとつ先まで歩いてみたりと、出来る範囲のことをしましょう。

 

張り切って何キロも歩こうとして、続かないのでは意味がありません。運動を生活の中に取り入れて、無理の無い範囲で便秘を改善させていきましょう。

 

 

大豆イソフラボンで女性ホルモンのバランスをとる!

生理前のプロゲステロンの分泌量が増える時期は、もう一つの女性ホルモンである、エストロゲンの分泌は控えられています。

 

実は、PMSが起きるのには、このバランスの崩れが関係しているのではないかと言われているのです。

 

このアンバランスを敏感に感じ取ってしまう体質の人が、不快症状を起こしてしまうと考えられるのです。

 

ホルモンバランスの崩れは、自律神経に影響し、副交感神経が支配している腸は、動きが悪くなるのです。

 

大豆食品に多く含まれる、大豆イソフラボンはエストロゲンと同じ効力を持つと言われています。プロゲステロンは女性の機能性を高めるホルモンですが、エストロゲンは女性らしさを高めるホルモンです。

 

体の柔らかさや、肌のきめ細やかさ、胸のふくらみや、丸みなどを魅力的にするホルモンなのです。

 

大豆イソフラボンを摂ることで、体はホルモンのバランスがとれていると感じ、自律神経への悪影響を抑止することが出来るのです。

 

納豆、豆乳、豆腐、味噌などを積極的に取るようにしましょう。

 

納豆や味噌は発酵食品なので、乳酸菌も豊富に含まれ、それは善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えるためにも普段から摂りたい食品です。

 

それだけではなく、大豆に含まれるカリウムは、水分代謝を調整する働きがあるため、むくみの解消にも一役買ってくれるのです。

 

 

生理前のアルコールは控えめに!

プロゲステロンが子宮の周りの臓器の働きを鈍くするのは、肝臓にも起こります。

 

そのため、解毒作用やアルコールの分解が弱くなるのです。この時期に大量のアルコールを摂取すると、中々抜けず、むくみの原因となります。

 

肝臓は、便から発生する有毒ガスの解毒もしていますが、この時期は働きが鈍いので、毒素は溜まりやすくなり、腸内環境は悪くなります。すると、さらに便秘が起こりやすくなってしまうのです。

 

 

一過性の症状は過剰に心配しないこと!

生理前の便秘やむくみは、生理が始まると解消されます。そのため、あまり過剰に心配するのは良くありません。

 

お腹がガスでパンパンになることもあるので、辛い時は温めたり、マッサージなどで対処しましょう。

 

過剰に心配すると、ストレスとなり余計に便秘のもとを作ってしまいます。ストレスが副交感神経の働きを阻害し、腸に痙攣を起こすことがあるのです。

 

また、ストレスは体を緊張させるため、筋肉がこわばり、血行不良を起こします。血行不良はむくみの原因となってしまいます。

 

心配せずにいられないくらいに驚くほどのむくみや、激しい腹痛や嘔吐を伴う便秘の場合は、婦人科系や他の病気の心配もあるので、病院で相談してみてください。

 

むくみは代謝異常が起きていると言う事なので、ひどい症状の時は何らかの病気の可能性があるのです。そのために便秘が起こっていることも考えられます。

 

まとめ

生理前の便秘やむくみは、女性ホルモンの影響を強く受けていると考えられます。

 

女性ホルモンのプロゲステロンは、この時期に多く分泌され、妊娠するために働いています。そのために、子宮のまわりの臓器の動きを鈍くしてしまうのです。

 

腸のぜんどう運動が鈍くなるので、便秘が起こりやすくなります。また、水分を溜め込む作用があるので、むくみも発生するのです。肝臓も鈍くなります。アルコールは控えましょう。

 

日頃から、便秘を起こさないようにしておくことが大切です。散歩の延長程度のウォーキングで良いので続けるようにしましょう。

 

大豆イソフラボンでホルモンのバランス効果を狙い、便秘やむくみを抑えることが出来ます。また、大豆食品は、乳酸菌やカリウムが豊富なので、便秘やむくみに効果的なのです。

 

過剰に心配しすぎないことも大切です。この時期が憂鬱になるほど心配すると、ストレスになり便秘を生んでしまいます。また、ストレスが体を緊張させて、血行不良からむくみを起こしやすくなります。

 

日頃から、十分な睡眠、十分な水分、食物繊維をしっかりとって、便秘やむくみを起こしにくい体を作りましょう。