2月にピークを迎えてすでに収束すると考えられているインフルエンザですが、厚生労働省の集計から出される警報は未だに赤い警報域のままです。

 

実は、2月にピークを迎えたのはA型インフルエンザでB型インフルエンザは3月に入ってから流行しているのです。この流れは毎年のことなのですが、B型は大流行せず地味に広がるので見逃されてしまいがちなのです。

 

特に下痢などの消化器症状が強いB型インフルエンザを含めて、2016~2017にかけてのインフルエンザ予防を考えてみましょう。

 

 

 

下痢の原因インフルエンザは春に広がるB型に注意!

下痢,インフルエンザ,2016A型のインフルエンザの大流行が収まると、必ずそのあとに増えてくるのがB型のインフルエンザなのです。

 

これは、A型インフルエンザや冬場に多い風邪、その他の感染症などが猛威を振るったあとで免疫力が落ちている人が多いためだと考えられます。

 

3月は「乾燥」「寒さ」「風邪」「インフルエンザ」「ノロウィルス」などの冬場の荒波を乗り越えて免疫力が落ちているところに、さらに花粉症で抵抗力を使いきってしまい全体的に弱っている人が多くなります。

 

そこへきて卒業による式典や祝賀会、職場の移動による歓送迎会、年度末決算(残業)(決算セール)や大混雑の税務署での確定申告などもあり、「3月」は弱った体を奮い立たせながら人々が集合する機会が多いのです。

 

そんな中でくしゃみを連発する花粉症の人たちがいると言う事は、ウイルスにしてみると特に苦労することなく感染を広げて行ける大チャンスと言えます。

 

では、A型のように大流行するのでは?と思いますが、B型インフルエンザは抗体の持続力が高く、一度かかったことがある人は、感染しても発症しないことがあるのです。これは「不顕性感染」と言われる感染状態です。

 

さらに毒性も強いものではないので発症しても「あれ?お腹の風邪かな」と言う程度で数日の下痢や吐き気だけで回復し、B型の感染に気が付かない人もいます。

 

下痢のインフルエンザは無抗体の子供に多い!弱った大人が感染源!

インフルエンザB型は、発症すればA型と同様に辛い症状がでます。特に下痢、嘔吐などの消化器症状が強く見られます。

  • 38℃以上の高熱
  • 悪寒
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 喉の痛み
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢

ただし、毒性が強くないので大人は熱が出ない場合もあります。ウイルスを死滅させるために体が発熱する必要がないと言う事ですね。

 

症状が重篤でない感染症や不顕性感染者が多い感染症は、自分が保菌者である自覚がないまま移動してしまい、感染を広げてしまいます。

 

そして、何も防御するすべのない無抗体の子供に感染してしまいます。

 

B型のインフルエンザは幼児を始めとする子供に発症するケースが9割と多く、一人に感染すると保育園や幼稚園、小学校で感染が広がります。

 

この構図は毎年繰り返されているため、予防するためには3月に大人が元気でいることが肝心なのです。そのためには遡って考え、まずはインフルエンザA型に感染しないことです。

 

大人が冬場を元気に過ごすことが、春に子供たちをインフルエンザから救うことにつながるのです。とは言っても、仕事は忙しく、社会はストレスも多いため、元気を持続させるのは至難の業ですね。

 

ストレスは免疫力を落とす、健康の最大の敵です。ストレスに強くなることは自分も家族も守ることになるのです。生活リズムや食生活を見直すなど、少しの変化でストレス耐性はすぐに上がりますのでぜひ意識してみてください。

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毎年インフルエンザにかかっていると言う人は特に深刻です。免疫力や抵抗力はインフルエンザにだけ有効なことではありません。年齢とともにさらに弱くなりますので、少しでも早いうちに強化しておくことはこの先の病気対策にもなるのです。

 

2016~2017インフルエンザはワクチンで予防できる?

現在、流行が考えられるインフルエンザウイルスは大きく分けると、「A型」と「B型」で、その中でさらに2つづつの型があり、全部で4つに分類されます。

 

  • A型 H1N1亜型 (Aソ連型) (H1pdm09)2009年のパンデミック(世界大流行)以降の呼び方
  • A型 H3N2亜型 (香港型)
  • B型 ビクトリア系
  • B型 山形系

 

インフルエンザのワクチンは、これらのウイルスの抗体を接種することで、感染しても発症させない、もしくは重症化させないことが目的です。残念ながら感染自体を完全阻止することは出来ません。

 

現在のワクチンは4つの型すべてを1度に接種出来る「4価ワクチン」です。インフルエンザのワクチンはウイルスから病原性を抜きとって作る「不活化ワクチン」と呼ばれるもので、抗体の力は強くありません。

 

そのため、より効果を高めるには成人でも2回の接種が必要です。また、接種から2週間経たないと効力を発揮しないので、計画的に行わなくてはなりません。

 

たとえ100%の確率ではないにしろ、何もしないで感染してしまったときのような症状にならないことを考えると、受験生のいる家族や妊婦さんのいる家族は、インフルエンザ予防として出来る限りの努力はしておきたいですね。

 

重大なイベントを控えているような場合でないなら、ワクチンはさておき自分の体を強くする努力をするべきかもしれません。

 

ワクチンの効果の持続は5~6か月しかなく、大流行は受験シーズンと重なる時期ですが、インフルエンザウイルスは1年中身の周りに存在しているので、ワクチンだけに頼るとなるとずっと打ち続けなくてはなりません。

 

2016夏もインフルエンザに感染する?特に下痢になりやすいので要注意!

インフルエンザは1年を通していつ感染してもおかしくありません。特に夏場は、体がばててしまい体力、免疫力が低下しますね。ウイルスは人が弱るのを待っているかのように侵入してきます。

 

湿度が高いため、冬場のようにウイルスが空中を浮遊することが少なく大流行には至りませんが、感染経路などはどの時期でも変わりはありません。

 

ただし、夏場のインフルエンザの症状は下痢などの消化器症状が激しくなる傾向があり、これは冷たいものの取りすぎなどで腸が疲れている状態のところに感染するためだと考えられます。

 

夏のインフルエンザは大量の汗が出る上に発熱が起き、さらに激しい下痢が起きてしまうと一気に脱水症状を起こしてしまい大変危険です。

 

2016~2017インフルエンザ予防は免疫力を上げて体力をつけること!

インフルエンザA型は、過去に数回の変異を繰り返し、そのたびにパンデミックを起こしています。誰も抗体を持たない状態になるため、すべての人が感染の対象となってしまうのです。

 

それはいつ起こるかわかりません。ワクチンを接種していても、違う抗体になれば効果はなくなります。そうなった時に、ウイルスに打ち勝てるのは自分の免疫力と体力です。

 

バランスの良い食生活と良質な睡眠でストレス耐性を強くし、インフルエンザの侵入を許さない、感染しても発症しない、または軽い症状で済むような体をつくることが1番の予防になります。

 

まとめ

春先から流行をみせるインフルエンザB型は、消化器症状の強い感染症です。

 

冬場に体力や免疫力を落としていると、感染しやすくなります。

 

インフルエンザB型は子供の感染率が大変高く、不顕性感染の大人が感染源となる可能性が高いのです。

 

インフルエンザのワクチンは4価接種になり進化していますが、100%発症しないわけではなく、またずっと打ち続けるわけにはいきません。

 

大流行は冬場ですが、ウイルスは1年を通して存在しているのです。夏場の感染は下痢などの消化器症状が強く出る傾向があるので、脱水症には冬以上の注意が必要です。

 

ウイルスはいつ変異するかわかりません。抗体がなくても耐えられるような体をつくることが1番の予防になるのです。