下痢は突然襲ってきます。近くにトイレが無い時などは、とても焦ってしまいます。

 

どうして急にお腹が下ってしまったのでしょう。考えられる要因は意外とたくさんありますよ。

 

何度もつらい経験したことのある人は、治らないと諦めているのでは?もしかしたら、少しの努力で改善させることができるかもしれません。

 

また、たとえその場しのぎでも、突然の下痢を止める対処法はあるのでしょうか。

 

そこで今回は、急に襲ってきた下痢の原因と、その場でできる対処法についての記事をお伝えします。

 

 

下痢が急に襲ってきた!原因で考えられることは?

下痢,急に,原因,対処急な下痢とは言っても、日頃から慢性的に下痢を起こしている人と、まったく下痢なんて起こさないと言う人ではショックが違いますよね。

 

自分が下痢症だと思っている人は、「ストッパ下痢止め」などの止瀉薬を持ち歩いている人が多いと思います。今は、水なしで飲める薬が多く、CMなどのように電車内などでも服用する事ができて重宝します。

 

 

慢性的に下痢が起こりやすい人は、「過敏性腸症候群」の可能性が高いです。出勤中、登校中、また会議の前、発表の前など人的圧力や緊張感を感じると下痢を起こす傾向のある人は「そう言うタイプ」とあきらめずに病院で治療してください。

 

また、下痢の前に「グルグル」や「グー」「ギュルギュル」など大きな腹鳴がある人も同じく、過敏性腸症候群の可能性があります。

 

この症状は「またお腹が鳴ったらどうしよう」と思えば思うほど大きな音がなってしまうため、ストレスになりどんどん回復が遅れてしまいます。

 

下痢が続くのはストレスが原因?つらい症状を改善する方法は?

 

過敏性腸症候群の人の腸内環境は悪玉菌優勢の状態です。病院で治療を受けながら、自分では善玉菌が元気になる食事やこれ以上悪玉菌を元気にしないためにできることをしていきましょう。

 

では反対にこれが急性の下痢になると、その原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

  • 消化不良

誰も責められない当然の結果として考えられるのは、「食べ過ぎ・飲み過ぎ」などによる「消化不良」です。これは、飲食の直後から翌日にかけて突然襲ってきます。

 

直後の場合は、吐き気や胸やけとともに発症することが多いため、自分でも「しまった・・・」と感じると思います。時間を開けて発症した場合は、直接の原因だと感じないこともあるかもしれません。

 

特に、肉料理を大量に食べたり、アルコールを大量に飲んだ翌日は下痢を起こしやすくなります。「これ以上はダメ!」と言う量を自覚することが大切です。

 

  • 細菌やウイルス性の胃腸炎

細菌性やウイルス性の感染性の胃腸炎も突然やって来ます。この場合は嘔吐、発熱が併発することが多く、一気に体調不良が起こります。

 

周囲に感染者がいた場合はほぼ確実に自分も感染していると考え、拡散させないためにも手洗いとマスクをシッカリとして、出先の場合は急いで帰りましょう。

 

O-157などの場合は、一人での移動は困難になる可能性があります。助けを求め、救急隊の指示に従ってください。

 

  • 冷え

体が冷えることでも急性下痢は起こります。子供の寝冷えなどはわかりやすいですが、大人の場合は「スカートなどによる女性の足元からの冷え」「クーラーの冷え」「冷たいものの飲食による冷え」などがあります。

 

体を冷やすことは、免疫力の低下につながるので、体を温める食材を使った食事や、湯船に浸かる入浴などで体を冷やさないように気をつけましょう。

 

体は、冷えると血液循環をゆっくりさせて放熱を防ぎます。体内の7割もの免疫力が集まる腸を守るため、お腹の周りに温かい血液が集まり、手足がより一層冷たくなります。

 

腸は自分を温めるために運動を活発にして発熱します。すると、一気にぜん動運動が激しくなり下痢が起こってしまうのです。

 

  • 食当たり

食当たりは悪くなっていたものを食べることでも起こりますが、食べ合わせやただ食べただけでも起こります。痛んだものを食べて起こす場合は同じものを食べた人全員に発症しますが、たまに自分だけが症状を起こす事がありませんか。

 

家族で同じ食事をして、食べ過ぎてもいないのに、自分一人だけが下痢と吐き気い襲われる事がありますね。これは、体力が落ちている証拠です。

 

人の体は、体力や免疫力が低下すると、いつもは特に影響を受けないような細菌にまで負けてしまいます。みんなは難なくクリアした細菌も、体力が低下していると自分だけが感染して下痢を起こしてしまいます。

 

当たり前のように毎日いただいている食事も、自分の体調次第では突然の下痢となって襲ってくるので、体調管理は常日頃から心がけるようにしたいですね。

 

食当たりも吐き気や嘔吐症状が同時に発症します。菌を早く出そうとする体の防衛本能です。

 

  • 乳糖不耐性

これは、日本人に多い乳製品アレルギーです。およそ4割の人が乳糖分解酵素をあまり持っていないタイプと言われています。

乳糖分解酵素がないと小腸で消化されず、乳糖はそのまま大腸に入り、腸内細菌によって分解、発酵されます。

 

そこで発生した炭酸ガスや脂肪酸が腸を刺激してぜん動運動が活発化し、腸内にあるものが下痢となって流れ出てしまいます。

 

お腹がゴロゴロと鳴りだしたり、腹痛が起こることがあります。強烈な便意が生じるため、大慌てでトイレに駆け込むことになります。

 

急な下痢に襲われた時の対処法とは?

出先の突発的な下痢や過敏性腸症候群のような緊張性の下痢などは、止瀉薬で止めてしまわないと社会生活が成り立たなくなってしまいます。下痢のたびに長時間トイレに入りっぱなしと言うわけにはいきませんね。

 

ただし、ウイルスや細菌が原因の場合は「悪いものを出す」と言う体の作用が働いて起きる下痢なので、薬で止めずに出し切ることが一番早く回復する手段です。

 

無理に薬で止めようとすると、長引いたりウイルスや細菌が全身に広がるなど症状が重くなる可能性がありますので良くありません。

 

下痢が起こった時は、まずお腹を温めるのが最善です。お腹が温まると、腸は過剰に運動する必要がなくなるため激しさや痛みが治まってきます。

 

カイロを貼ったり、さすることでも十分効果があります。とっさの時は、HOTの缶入りの飲み物などで温めるのも良いですよ。

 

また、「合谷」「下痢点」「商陽」などのツボを刺激することも効果的です。これらは手にあるので、電車内や会議中などいつでもどこでも押すことができます。

 

下痢,急に,原因,対処出典:http://www.zowie.cc/hand3.html

ツボはふいに押そうとしても分かりにくい場合があるので、「お腹が弱いな」と感じているような人は常に押すクセを付けてしまうと良いです。

 

ツボはその場しのぎになるばかりではなく、下痢を起こしにくくなる作用もあります。常に刺激することで腸が本来の動きを取り戻すようになるので、「電車に乗ったら押す」「会議の前に押す」など工夫して生活に取り入れてみてください。

 

また、慢性的に下痢を起こしている人はツボが硬く腫れていることもあります。そのような場合は、ゆっくり揉み解すのも大事ですが、病院できちんと治療する必要があります。

 

下痢と腹痛が同時に起こる。よく効くツボが手にあるって本当?

 

腸内環境が悪い状態が続くと、思わぬ病気につながってしまいます。免疫力が上がらないので風邪をひきやすくなり、感染症にもなりやすいのです。

 

まとめ

下痢が急に襲ってきた時は、まずお腹を温めることが大切です。

 

ウイルスや細菌が原因の場合は下痢以外の症状もでるため、安静が必要です。また、悪いものが出来るまで下痢症状は続くので無理に止めてはいけません。

 

症候性の下痢以外の場合は、ツボ押しが効果的です。

 

お腹を温めながらツボを押すことで、かなり即効性のある対処法となります。ただし、ツボ押しは突然やっても意外と場所が分かりにくかったり、どれくらいの強さで押せばよいのかわからず効果を発揮できないことがあります。

 

そのため、お腹が弱いと感じているような人は、日頃から確認しておくと良いですよ。