下痢をしてしまうと食べたものが胃腸に止まらずに流れてしまうため、空腹感が生まれます。

 

この時に何を度の状態で食べるかによって、回復に近づくか長く下痢が続くかに分かれてしまいますので、食べ物のチョイスはとても大切です。

 

そこで今回は、下痢で空腹感が生まれた場合、どんな食べ物を選ぶのが良いか詳しく解説いたします。

 

 

下痢をすると空腹感が・・・

下痢,空腹,食べ物下痢の原因はさまざまですが、食べたものが胃腸に留まらず急激に流れでてしまうことに変わりはありません。

 

そのため、意外とすぐにお腹が空いてしまうのです。

 

何度もトイレに通って辛い思いをしていても、人はお腹が空くと「食べたい!」と言う衝動には負けてしまいますね。

 

ですが基本的には、下痢の症状が出ている時は8時間ほどの空腹期間をおくことが望ましいのです。まさに胃の中を空っぽにすると言うことです。

 

消化物がないと胃腸は消化活動をすることはありません。これは良く「胃腸を休める」と言われている状態です。

 

胃腸は、たとえ不具合が生じていても、食べ物が入ってくると「消化せねば!」と働いてしまいます。また、下痢の時は過剰に運動してしまう状態に陥っているので、食べてもほとんど栄養にもならずに流れ出てしまうため無駄なことなのです。

 

また、過剰な腸の運動は腹痛を呼ぶため、食べると悪化してしまうことがあります。

 

下痢と絶食でふらふらになりますが、日頃の食事から得た栄養分があるので、すぐに栄養失調になってしまうようなことはありません。

 

下痢だと栄養失調になる!栄養は吸収できるの?補給方法とは?

 

下痢をしたら胃腸を休める!これは、回復への1番の近道です。

 

下痢の後の食べ物には必ず回復食を!

やっと下痢が治まったころには空腹でお腹がペコペコになっています。

 

しかも、体は味の濃いものや脂っこいものを欲します。これはスポンジを絞ったようにスカスカになった細胞が早急にエネルギーを吸収しようとするためです。

 

ここで、体が欲するままに「ラーメン」や「パスタ」「ハンバーガー」などを食べてしまうと、満腹中枢は満足しますが胃腸への負担は甚大なものになります。

 

胃腸は大きな車輪を回すように、最初はゆっくり動き出します。そのため、まだ十分に働く力が戻らないうちに脂質や糖質がたっぷり入って来てしまうと、消化が間に合わなくなり再び下痢として流すことになってしまいます。

 

また、胃にとってあまりにも負担が大きいと、異物として感知し、強い吐き気をもよおして嘔吐する場合もあります。当然胃腸の粘膜にも良いわけがなく、腸内環境に悪影響を及ぼします。

 

弱った胃腸と言うのは、善玉菌が少なくなっている状態です。そこへ、悪玉菌のエサとなる「脂質」や「糖質」ばかりの物を食べると、ますます悪玉菌優勢となってしまいます。

 

腸内環境が悪いと、その場は下痢の症状がおさまっても、すぐに下しやすい腸になってしまいますので要注意です。

 

胃腸を休めた後は、「回復食」と言ってゆっくりと動き出す胃腸に合わせた食べ物から始めなくてはなりません。こんなにお腹が空いているのに、「おかゆ」なんて物足りない・・・と思っても、ゆっくり食べてみると十分なはずです。

 

  • 回復食
  • 熱すぎず、冷たくない無い物
  • 固形物の入っていないもの(流動食)
  • 味の薄いもの(だし、塩)
  • 香辛料の入っていないもの
  • 少量づつ食べられるもの

 

  • 回復食メニュー
  • 野菜スープ(最初はスープのみ)2食めからは柔らかく煮込んだ野菜お一緒に食べます。
  • おかゆ(最初は8~10分)2食目からは5~8分程度の柔らかさで、少しづつ味を付けても良いです
  • クタクタに煮こんだ素うどん(噛まなくても食べれるくらい)
  • 梅干し(お粥と一緒に)
  • ヨーグルト(最初は少し温めてHOTで)

 

熱すぎない温かい物を少量づつ胃に流し込むような気持ちで食べるようにしましょう。固形物がないため、消化活動はありませんが、胃は何かが入ってくることに徐々に慣れてきます。

 

軽度の下痢の場合は、1~2食を固形物なしの回復食にして、少しづつ柔らかいものを増やしていきましょう。数日にわたって下痢が続いたような場合は、同じだけ時間をかけて回復させていきます。

 

下痢を起こしやすい腸に、良い効果の食べ物とは?

慢性的に下痢を起こしている人や、体に負担がかかるとすぐに胃腸の具合が悪くなるような人は、常に腸内環境が悪い状態なのです。

 

そのため、事あるごとに腸が異常を起こして下痢になってしまうのです。

 

腸内環境は1~2日で悪くなったのではなく、長期的に繰り返された日常から作り上げられたものです。そのため、改善する時もじっくりと良くして行かなければなりません。

 

腸内環境が良くないと言う事は、悪玉菌優勢の腸内だと言う事なので、押され気味の善玉菌たちを応援していく生活をするようにしましょう。

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CMなどでお馴染みの「ヒトにはヒトの乳酸菌」と言われるように、人の腸内は乳酸菌をとることで善玉菌を元気にさせて活性化させることが出来ます。

 

善玉菌優勢に変えていこうと考えた時は、乳酸菌で腸を整えるビオフェルミンを飲み続けることも効果的です。ですが、長年にわたって悪くなった腸内環境はビオフェルミンを数日間飲んだくらいではすぐに改善することはありません。

 

整腸作用は地道な積み重ねが必要です。ビオフェルミンなら1ヶ月は飲み続けるようにしなくては意味がないのです。

 

その上で、食生活からも乳酸菌を摂取するようにしていきます。

 

乳酸菌と言うとヨーグルトが思い浮かびますが、それだけではなく日頃の食事から摂取することも出来ます。

 

  • 乳酸菌を多く含む食べ物
  • ナチュラルチーズ
  • 発酵バター
  • 漬け物(ぬか漬け、塩漬け、粕漬など)
  • 味噌
  • しょうゆ
  • キムチ
  • ザーサイ
  • ピクルス

 

などがあります。これらの食材を上手に使って乳酸菌をより多く取るようにしましょう。毎日味噌汁を飲むだけでも積み重なると十分な乳酸菌が摂れます。

 

漬物は単品だと飽きてくることもあるので、肉や野菜と一緒に炒めるなどすると、また違った味を楽しめます。

 

少し前に流行った「塩麹」は乳酸菌をたくさん含んでいますので、魚やお肉を浸け込んで焼くなど工夫して取り入れてください。

 

ヨーグルトから摂取しようとする場合は、最低でも2週間は毎日続けなくては意味がありません。乳酸菌の寿命は2~3日程度なので、1回こっきりの摂取では根付く前に死んでしまいます。

 

毎日たくさん摂りいれて、腸内を一掃してもらわなければなりません。乳酸菌は色々な種類があるので、2週間づつ色々なヨーグルトを食べるようにすると効率良く乳酸菌を増やしていけます。

 

これらは根気よく続けることが大切で、最初に「あれっ?少し調子が良いかな?」と感じるには最低でも1ヶ月は必要です。まずは、この1か月を目指して頑張りましょう。

 

シンバイオティクスで下痢にならない腸を作ろう!

たくさん乳酸菌を取り入れたら、エサとなる「オリゴ糖」も取り入れることで、さらに効率を上げることが出来ます。

 

腸に生きて届き腸内環境を整える乳酸菌(微生物)を「プロバイオティクス」と言い、その繁殖を手伝う役割をもつもの(エサとなるオリゴ糖など)を「プレバイオティクス」と言います。

 

せっせとプロバイオティクスを摂取するもの良いですが、プレバイオティクスのおかげで自力で繁殖してくれるので腸内環境を改善させるためには最も良い方法です。

 

このようなプロバイオティクスとプレバイオティクスを同時に取る方法を「シンバイオティクス」と言います。

 

下痢にヨーグルトを食べると改善効果はあるの?おすすめの食べ方は?

 

プレバイオティクスなんて聞くと、堅苦しく感じるかもしれませんが、食品の中に含まれているものなのです。主にオリゴ糖を指しますが、水溶性食物繊維でお馴染みの「イヌリン」も良いエサとなるプレバイオティクスです。

 

「味噌=乳酸菌=プロバイオティクス」+「わかめ=イヌリン=プレバイオティクス」=シンバイオティクスとなり、わかめのお味噌汁を飲むだけで、シンバイオティクスの手段をとっていることになるのです。

 

その他にも、野菜、きのこ類、コンニャク、多くの海藻類もプレバイオティクスになるのでヨーグルトなどで乳酸菌を摂りいれたなら、食事でプレバイオティクスを与えるようにすると効果が倍増します。

 

まとめ

下痢をすると空腹感が生まれますよね。食べ物が吸収されずに流れ出てしまうので空腹中枢が警報を鳴らしてしまうのです。

 

体は高栄養、高カロリーのものを食べたい状態ですが、それは胃腸にとっては大きな負担となりますので良くありません。

 

下痢の間は絶食し、その後は必ず「回復食」から食べ始めるようにしましょう。もっとガッツリ食べれそうなのに・・・と感じますが、今だけのことを考えるのではなく、ここで胃腸へのダメージを大きくしておかないようにすることが大事です。

 

シンバイオティクスで善玉菌を増やして、下痢を起こしにくい腸内環境を目指しましょう。