O157は毎年死亡者がでているので、どれだけ激しい下痢や血便、嘔吐症状が起こるのかと恐怖におびえますが、意外と症状が軽かったり、無症状だったりします。

 

大人が感染した時は特に「無症状」と言う状態が多くみられますが、感染はしているので便からO157は排出されます。これは、摂取した菌の量やその日の体調、その人が持つ免疫力の違いなどで症状に強弱が出ます。

 

症状の強弱はあっても、「あれ?この時期に吐き気と下痢が・・・」と思ったらO157を疑いましょう。そこで今回は、O157にかかったと思った時の対処法や普段から出来ると棒策などについて詳しく解説いたします。

 

 

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O157にかかったと思った時の対処法とは?

O157,対処法,予防策O157は気温が高くなる5月~9月が1番発症率が高くなります。

 

これは、菌がジメジメとした温かいところを好んで繁殖するためで、室温が20℃を超え始めると動きが良くなり、人の体温に近ければ近いほど活発に繁殖するようになります。

 

これに反して、夏場は人間の抵抗力や免疫力が1番低下してしまいます。夏バテや夏風邪などが流行るのも抵抗力の低下が原因です。

 

そのため、夏場の集団感染や家庭内感染などの発症率が高くなるのです。

 

と言う事は、寒い時期は同じO157が口に入ったとしても、免疫機能によって感染しなかったり、無症状などの現象が起こっている可能性があると言うことです。それは時期的に人間が元気で、菌が弱い状態と言うことですよね。

 

では、たとえ夏でも菌に負けない体にしておくと、感染を回避できる確率が高くなると言うことになります。とは言っても、その日の体調や摂取したO157の量などにもよって、避けられない事態におちいることもありますので100%予防することは中々難しいことですね。

 

そこでO157にかかったんじゃないか・・・と思った時の対処としては、出来るだけ早く病院に行くことです。O157の場合、自宅以外の場所での食事が原因の場合があるので、調査も必要になるのです。

 

患者がそれぞれ、あちこちの病院にかかったとしても、同じお店で食事をしていることが判明した場合、営業を停止して、これ以上患者を増やさないようにすることができます。

 

また、特に子供の場合は下痢のあとに重篤な合併症を起こし、後遺症に苦しむ人生になってしまう可能性があるため、それも病院で検査を受けて病原体の正体を特定する大きな理由の一つです。

 

夏場の下痢や嘔吐は「菌」によるものがほとんどです。病院で「菌」お特定検査をしてもらいましょう。O157だと診断された場合は、「ベロ毒素産生能検査」もするかもしれません。

 

大人に比べて抵抗力や免疫力の低い子供がO157に感染して重篤な状態になるのは、腸内で増殖したO157が「ベロ毒素」を産生してしまうためなのです。

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ベロ毒素は猛毒であり、数グラム集めると何千人もの人間が一度に命をおとすほどの威力です。そんな猛毒が体内で生まれてしまうので、これはたまったものではありません。

 

最初からベロ毒素を産生する能力がある事がわかっていれば、事態の急変に対応することが出来ます。そのため、最初の時点でO157であることを確認しておかなくてはならないのです。

 

O157に感染したくない!普段からできる予防策とは?

予防策を考えた時、大きく2つに分けて考えることが出来ます。まずは、「口から入るものに関する予防策」です。

 

O157は菌が口から入って感染する以外に、感染経路はありません。そのため、手洗いの徹底や除菌、で予防します。

 

食品に関しては、

 

  • 新鮮な物を選ぶ
  • すぐに冷蔵庫に入れる
  • 早く食べ切る

 

を心がけ、調理器具の洗浄や消毒も忘れてはいけません。

 

特に肉に関しては厳重な注意をするようにしましょう。生肉は絶対に口にしないのはあたり前なのですが、肉を触った手や切ったまな板や包丁にまで眼を配らなくてはなりません。

 

肉の後に野菜を切ってしまうと、野菜がO157に汚染されてしまいます。O157は75℃以上で1分間の継続加熱によって死滅しますが、生野菜は火を通せるものとそうでないものがあるので、怖いのです。

 

葉物野菜は十分に流水で洗浄し、場合によっては塩素系の食品専用消毒剤などに浸けるなどの必要があるかもしれません。

 

O157の原因に多い食品とは?お肉だけではない?

 

もう一つは、「免疫力を鍛えて向上させる予防策」を考えることが出来ます。先にもお話しましたが、夏場はとかく抵抗力が低下してしまいます。特に子供は顕著に現れます。

 

そのため、強い体の土台をシッカリと築く努力をするようにしましょう。免疫力を鍛えるのは、特別な筋トレなどが必要なわけではありません。

 

むしろ、たくさん寝て、たくさん食べて、たくさん遊ぶことが大事なのです。言い換えれば「バランスの取れた食生活」「良質な睡眠」「日光浴」ということになります。

 

昔から伝わる子供らしい生活をしていれば、自然と免疫力があがった体になっていくのです。食事内容も肉食に偏らないようにして、野菜や魚、穀物類、乳製品、何でも良く噛んでバランスよく食べるようにしましょう。

 

免疫力を付けていくと、すべての病気に対して抵抗する力が強くなり、症状が重篤化する確率が少なくなります。

 

まとめ

O157に感染したと思ったら、迷わずに病院で検査を受けましょう。

 

確認しないでいることは、自分が感染源となり、どんどん患者を増やすことにつながってしまいます。

 

また、子供が下痢や嘔吐の症状を起こした時は、激しい症状でなくても病院で検査を受け、さらに「ベロ毒素を産生能」も確認してもらうようにしましょう。

 

子供がO157に感染した場合、その後の合併症や後遺症が怖いものなので、命を守るためにも先手先手を打つようにしましょう。

 

手洗いの徹底や調理器具の洗浄、肉の加熱、生で食べるものの洗浄など、この時期はいつも以上に気を配るようにしたほうが良いですよね。

 

また、同時に免疫力を向上させることでも感染や重篤化を回避することができます。良く食べて、良く寝て、よく遊ぶ!子供たちには心身ともに健康であってほしいですね。

 

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