下痢や熱が出ている時って食欲もなくなり、何も食べたくないという人も多いと思います。

 

でも食べなければ治らないし…。

 

どんなものを食べればいいのかを知っておくと、体に負担をかけずに効果的な食事ができ、体調回復の助けになるはずです。

 

 

 

下痢や熱が出ている時に食べると良いものは?

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まずは下痢や熱が出ているとは、体の中で何が起きているのか知っておきましょう。

 

下痢になる原因は、暴飲暴食による消化不良、体の冷えによる腸の異常収縮、細菌やウイルスが体の中に侵入したことによる感染性胃腸炎、ストレスなどによる過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)、クローン病や大腸ガンなどの重篤(じゅうとく)な病気など様々です。

 

しかし、どんな原因でも腸が頑張り過ぎているか、腸がダメージを受けていつも通り働けない状態にあるのです。

 

熱が出る主な原因は、感染症、アレルギー性疾患、悪性腫瘍(あくせいしゅよう)、うつ熱などがあります。

 

1.感染症で出る熱は、体が病原体と戦っているサインです。体温を上げて病原体の繁殖を抑え、動きを鈍らせると同時に、体を守る役割をする白血球などの働きを活発にしています。この時は、解熱剤(げねつざい)などで安易に熱を下げてしまうと、病原体との戦いが長引いてしまうことがあるので注意が必要です。

 

2.アレルギー性疾患や悪性腫瘍が原因の発熱は、38℃以上の熱が2週間以上続きます。これは病気に侵された部分がひどい炎症を起こしているサインかもしれないので、病院での精密検査が必要になります。

 

3.うつ熱とは、気温や室温が高いために体温を上手く発散できず体の中に熱がこもってしまった状態です。熱中症などがこれにあたり、速やかに体温を下げる必要があります。

 

ではそれぞれの症状が出ている時は何を食べるのが良いのでしょうか?

 

下痢や発熱のときは、消化の良い食事でしっかりとエネルギーになるものを摂ることを心がけます。お粥や柔らかく煮込んだうどん、パン粥など消化の良い食事です。またキャベツやニンジンなどを軟らかくしてスープで摂るのもオススメです。

 

果物は水分も含まれカリウムも同時に摂れるため良いのですが、できれば果汁にして飲むようにしましょう。リンゴやバナナはオススメですが、パイナップルやキウイは避けてください。

 

腸内環境を整える効果が期待できるヨーグルトも良いです。しかし冷たいまま食べると腸への刺激になってしまうので気をつけてください。タンパク質は体調を回復させる重要なエネルギーになります。

 

食べられそうなら1日55グラムのタンパク質を摂取するのが理想です。卵1個、手のひらくらいのサイズの豚肉、魚1切れ、豆腐半丁、納豆1パックなどです。

 

またビタミンもしっかり摂りたい栄養素です。炭水化物をエネルギーに変える働きをしてくれます。緑黄色野菜や果物に多く含まれますが、食物繊維も豊富なので下痢がひどい時には気をつけなければいけない物もあります。

 

下痢が続く時の食べ物で、コンビニでも買える効果的なものってある?

 

しかし食欲が全くないのに、好きでもない物ばかり食べるのはますますしんどくなってしまいますよね。まだ少量ずつしか食べられない間は、楽しみになるような好きな物を中心に食べて大丈夫です。とは言っても、脂っこい物や刺激物は控えましょう。

 

身体がだるい時はどんなものを食べるのが良いの?

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身体のだるさは、食生活の偏りによる栄養不足、睡眠不足、低血圧、ストレス、精神的な疾患、肝機能の低下、更年期障害など様々な原因が考えられます。

 

栄養不足や睡眠不足などは日々の生活習慣を見直し、栄養バランスの取れた食事をしたり、質の良い睡眠を適切な時間取ることで改善が期待できますが、長期間続くだるさは注意が必要です。

 

一般的には交感神経と副交感神経のバランスが崩れたときや、貧血により身体全体が酸欠状態になった時にだるさを感じることが多いです。身体のだるさを改善してくれる食べ物には、卵、にんにく、豚肉、イカ・タコ・貝類、枝豆・グリンピース、おくら、はちみつなどがあります。

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  • 卵は良質なたんぱく質、ビタミン、ミネラルが豊富で栄養バランスに優れた食品です。
  • にんにくの香りにはアリシンという成分が含まれています。胃液を分泌し消化や食欲を増進させます。またビタミンB1を含む食品と一緒になることで、さらにアリシンの吸収がよくなり血行促進にもつながります。
  • 豚肉には疲労回復には欠かせないたんぱく質が豊富。また血液中の糖分をエネルギーに変えるために必要なビタミンB1もたくさん含まれています。できれば脂肪分の少ないヒレやモモなどの赤みがオススメです。
  • イカ・タコ・貝類には疲労回復に効果があるタウリンが豊富に含まれています。タウリンはにんにくやトマトに含まれるリコピンと相性が抜群です。
  • 枝豆・グリンピースはビタミンB1、ビタミンC、タンパク質が多く含まれています。
  • おくらはビタミンB1、ビタミンB2が豊富です。
  • はちみつは素早く分解吸収されエネルギーになってくれるので疲労回復に効果的です。

 

オススメのレシピをご紹介!

“下痢の時におすすめ!あんかけ野菜うどん”

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  1. にんじん、白菜、キャベツなどを小さめに切ります。
  2. 鍋に水とうどんスープ(なければめんつゆ)を入れて煮立たせ野菜を入れていつもより柔らかくなるまで煮込みます。
  3. うどんを入れて、うどんもいつもより柔らかくなるまで煮込みます。
  4. 火を止めて、水溶き片栗粉でとろみをつけて完成です。

 

ポイントは野菜やうどんをとにかく軟らかくすることです。腸に負担がかからないようにゆっくり食べる必要があるので、あんかけにしておくと冷めにくく時間が経っても温かいうどんが食べることができ身体を冷やしません。

 

“発熱の時は、フルーツゼリー”

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  1. まずゼリーのもとにする、経口補水液を作りましょう。湯ざまし250mlに砂糖10g塩0,5gレモン汁大さじ1/2を入れて溶かします。
  2. 1の経口補水液を少しだけゼラチンと混ぜます。
  3. リンゴ、モモをすりおろします。
  4. 残りの経口補水液をレンジで加熱します。(70℃くらいになるまで)
  5. 2,3,4を混ぜ合わせ冷蔵庫で冷やし固めて完成です。

 

“身体のだるさを改善!疲労回復には卵とトマトのぺペロンチーノ”

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  1. オリーブオイルに少し多めのにんにくを加えて香りが出るまで炒めます。
  2. 輪切りにしたイカや貝を加えてさらに炒めます。
  3. 火が通ったらゆがいておいたスパゲティーを加え混ぜ合わせます。
  4. そこへ卵を加え、さっと炒めたら火を止めてサイコロ状に切ったトマトを加えてまぜます。
  5. 最後に塩で味を整えて完成です。

 

にんにくの香りが食欲を増進させ、イカや貝のタウリン、トマトのリコピン、卵の良質なタンパク質が同時にとれます。パスタなので、つるつると食べやすいのもいいですね。

 

まとめ

下痢や発熱、体がだるい時などは食欲も低下し、何も食べたくなくなりますよね。しかしそういうときこそ身体は体調を回復するためのエネルギー源を必要としています。

 

どのような食材が効果があるのか、どのようなレシピがあるのかを紹介してきたので、ぜひ参考にしてみてください。それぞれの症状に合わせた食事を無理せずに摂ることで、少しでも早く辛い症状を改善したいですね。