長く続く下痢って困りますよね。

 

どうしても下痢が来てほしくないという状況もあると思います。そんな時は薬の力を借りて下痢を抑えるという方法もあるのですが、薬は使い方を間違えると効果がないどころか逆効果になってしまうこともあります。

 

薬について正しく理解し正しく使うことで、必要な時は薬を効果的に使い、下痢をコントロールして体調の改善に向かえばいいですね。

 

 

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下痢が続くのでビオフェルミンを飲んでみたけど、これっていいの?

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下痢が長く続くと外に出るのも人と会うのも嫌になってしまいますよね。下痢に効くとされる薬は様々あり、ビオフェルミンもその中の1つです。まずは長く続く下痢の原因とはどのようなものがあるのかを知っておきましょう。

 

下痢は大きく分けると、急性下痢と慢性下痢に分けることができます。急性下痢とは1~2週間以内で治癒する下痢で、原因も比較的はっきりしているものが多いです。

 

暴飲暴食やお腹の冷え、アレルギー、ストレス、細菌やウイルスの感染、乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)などが急性下痢の原因になります。

 

  • 乳糖不耐症…牛乳などに含まれる乳糖を分解する酵素がもともと少ない体質の人が牛乳や乳製品を摂ったときに、上手く分解吸収できずに下痢として排出されてしまうこと。

 

急性下痢は大抵の場合、原因が排除されれば徐々に改善していきます。そのため薬を使って下痢を止めてしまうことは好ましくなく、水分補給をしっかりして、出る下痢は出し切ってしまった方がよいです。

 

しかしビオフェルミンは整腸剤なので、腸内環境を整えるのが主な効果です、これは下痢の改善の助けとなってくれるので服用しても大丈夫です。それでもあまりにも下痢がひどい場合は、病院に行って診てもらいましょう。

 

慢性下痢とは3週間以上だらだらと続く下痢で、良くなったり悪くなったりを繰り返します。考えられる原因は、日常的にストレス状態に置かれている、慢性的な睡眠不足、過労があり、このような原因で起こるのが過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)といわれる状態です。過敏性腸症候群は慢性下痢の原因の70%を占めるといわれています。

 

また、慢性下痢には病気が原因で症状が現れるものがあるので注意が必要です。ガン、ポリープ、クローン病、潰瘍性大腸炎(かうようせいだいちょうえん)、バセドウ病、肝臓病、糖尿病、泌尿器の炎症、慢性膵炎(まんせいすいえん)などの怖い病気の症状の1つということもあります。

 

病気が原因で起こる下痢は、整腸剤や下痢止めを飲んでも良くならないことがほとんどなので、医療機関で適切な治療をしてもらうしかありません。

 

基本的に下痢は止めないというのが原則なのですが、下痢が続いていれば「どうしても今は下痢になっては困る」という状況も出てくると思います。

 

下痢や腹痛が続く時の対処法とは?その時の食事は何が良い?

 

そんな時は薬の力を借りて下痢をコントロールするのですが、下痢を引き起こす神経に働きかけて下痢を止めるような強い下痢止めを使用するより、ビオフェルミンのような整腸剤から始めてみるのがよいと思います。

 

ビオフェルミンに即効性はあるの?

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先ほども少し触れましたが、ビオフェルミンは下痢止めではなく整腸剤です。

 

下痢を引き起こす神経に直接作用する効果はなく、ビフィズス菌などの力を借りて善玉菌を増やして腸内環境を改善し、下痢の症状を改善するという薬になります。そのため、服用してすぐに下痢がとまるということはなかなかありません。

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どうしてもすぐに下痢を止めなければならない場合は下痢止めを使います。しかし神経に作用するということは強い薬を使うということなので、その分副作用などのリスクも高くなることは覚えておきましょう。

 

食当たり、冷えなど原因がはっきりしている一過性の下痢やストレスが原因の慢性下痢には薬で下痢を抑えることもできますが、ビオフェルミンなどの整腸剤で腸内環境を整えて少しずつ下痢を改善できれば体への負担も少なくてすみます。

 

下痢止めと整腸剤の違いって何?

下痢止めは薬です。必要な時には下痢を止める即効性を期待できるので使用しますが、習慣的に使うとかえって腸を痛め、腸本来の機能に異常をきたしてしまいます。

 

また、悪いものが排出される前に下痢止めを使ってしまうと、逆に体の回復を遅らせてしまう恐れがあります。そして下痢止めは強い薬ですので、必ず副作用のリスクがあることを覚えておかなければいけません。

 

下痢止めを繰り返し使っていると、副作用として便秘、めまい、眠気、動悸(どうき)、喉の渇き、湿疹やかゆみ、最悪の場合はショック状態に陥ることもあります。

 

整腸剤はビフィズス菌などいくつかの種類の乳酸菌が主な成分です。腸内環境を整えるためには、善玉菌を増やし悪玉菌を減らす必要があるのですが、乳酸菌の効果で悪玉菌が増えるのを抑える効果があります。

 

しかし整腸剤も薬ですので、腸内環境を速やかに改善したい時の措置として使用し、常用するものではありません。とはいっても成分のほとんどが乳酸菌であり、もともと私達のお腹にも存在するものなので、下痢止めに比べると副作用のリスクは圧倒的に低いです。

 

原因がはっきりしている一過性の下痢で、感染性胃腸炎ではない場合は、必要に応じて下痢止めを使用しても構いませんが、慢性下痢の場合は下痢止めを飲み続けるのはやめましょう。かえって下痢を長引かせたり、腸の機能を低下させてしまします。

 

下痢が続く時の食べ物で、コンビニでも買える効果的なものってある?

 

病気が原因ではない慢性下痢の場合には、整腸剤やサプリメントなど使用して腸内環境を改善し、食事や生活習慣を見直して常に腸が健康な状態でいられるように変えていくのが最も理想的です。

 

ビオフェルミンは市販の物もあるけど病院で処方される物と同じなの?

確かにドラッグストアなどにもビオフェルミンという名前の付く薬は置いてあり、すぐに買うことができますよね。市販されているビオフェルミンには「新ビオフェルミンS」や「ビオフェルミン止瀉薬(ししゃやく) 」があります。そして処方されるビオフェルミンには「ビオフェルミン」や「ビオフェルミンR」などがあります。

 

今回は整腸剤として比べたいので、下痢止めであるビオフェルミン止瀉薬は置いといて、その他の薬について比べてみましょう。

 

病院で処方されるビオフェルミンRは、抗生剤との併用が前提の薬なので、薬局やドラッグストアなどでは買えません。病院で処方されるビオフェルミンと、市販の新ビオフェルミンSは同じような効果が期待できる整腸剤です。

 

違いは、配合されている菌の種類や数です。ビオフェルミンにはラクトミンや糖化菌が配合されており、新ビオフェルミンSにはビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィルス菌が配合されています。

 

どちらの方が効くかといわれると、その人の体質に合った方が効くとしかお答えできませんが、病院で処方された薬を飲むということは、1度診察を受けたことになりますので、自己判断で整腸剤を飲むよりは安全かと思います。

 

まとめ

長く続く下痢は体力的にしんどいのはもちろん精神的にも疲れますよね。下痢は無理にとめないことが原則なのは分かっていても、そんな時は薬を使って下痢を止めたいと考えてしまいます。

 

しかしまずは下痢の原因をはっきりさせることが大切です。それによって薬を使っても良いのかいけないのかが変わってきます。またビオフェルミンは整腸剤であり、下痢を止める即効性はないけれど、体への負担は少ないことが分かりました。

 

しかし整腸剤も薬です。とりあえず飲むのではのく、自分の下痢に対して有効なのかを見極めたうえで、用法容量を守って正しく使いたいですね。

 

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