いきんでも出ない・・・でもお腹は痛い。そんな便秘ありますよね。お腹が張るような痛みや、繰り返す痛みなど痛みもいろいろあります。

 

もしかしたら、その痛みは腸のねじれや詰りが原因かもしれません。大変なことになる前に、原因を突き止めましょう。

 

 

 

便秘でお腹が痛い・・痛みの原因はガス?

便秘の定義として、「3日以上出ないと便秘とする。」というものがあります。便は、3日以上腸の中に停滞していると、悪玉菌によって、腐敗が始まります。そして、有毒なガスが発生し始めます。

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お腹の痛みがある時に、考えられる理由はいくつかありますので見てみましょう。

 

ガスによる痛みひとつめは、ガスが充満して腸が膨らみ、内側から腸壁を圧迫するために痛みが起こると言うものです。そして、いきむと、余計に腹圧がかかり、腹痛が起こります。

 

また、もうひとつ、ガスによる痛みは、腸が膨らんで、他の臓器を圧迫してしまうために腹痛が起きているかもしれないということです。これらのガスによる腹痛は、ガスを抜くことでかなり楽になります。1番効果的だと言われるのが、「の」の字マッサージです。

 

おへその周りを、右手から左手の方向に、両手を使ってマッサージします。また、このマッサージが腸を刺激することで、便意が起こることもあります。

 

ただし、ここまでガスを発生させた便は、すんなりとは出てくれません。そのため、お湯を飲み、水分の補充と温めることで、便を軟化させましょう。

 

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沸騰したものではなく、少し冷めて飲みやすくなったものを多めに飲みます。温かいもので、腸を温め、便を温め、何とか緩くしていきます。この時、カフェインは、腸への刺激が強すぎ、また腹痛を起こす可能性がありますのでお湯にしましょう。

 

便秘で起こる腹痛は腸が詰まって起こっている?

激しい痛みを伴う時は、腸が詰まって、便がどうにも先へ進めなくなっているためかもしれません。

 

ねじれ腸による腸閉塞

呼んで字のごとく、腸がねじれてしまっている状態です。日本人の腸は、ねじれ腸が多いと言われていますね。さらには、便秘の人の80%がこのねじれ腸だと言うのです。

 

流れてきた便がねじれた所で詰まってしまい、先へ進めず、溜まってしまい、腹痛が起きているのです。このねじれ腸は、ほとんどが遺伝による先天性のものだと言われています。そのため、このような人は子供の頃から便秘症で苦労している人が多いのです。

 

ねじれ腸は、体を動かすことで、その腸のねじれた部分を緩めることが出来るため、マッサージが効果的です。ねじれやすい部分は、お腹の左側の縦ライン上にある「下行結腸」、その下を直腸に向かい、おへその下から、恥骨方向へ向かう、「S状結腸」です。

 

その部分を揺らすように両手でマッサージすることで、緩和されます。でも、いくらマッサージしても、食事や生活リズムが悪いと、便秘は治りません。

 

特に、ねじれがある腸の場合は、溜まりにくい便にしておく必要があるのです。便をすべりが良い状態にするために、毎日オリーブオイルをスプーン1杯分飲むと効果的です。便をスムーズに動かすには、油分が必要なのです。

 

女性は、油分を徹底的に抜いた食事制限をしてしまうことがあるため、注意が必要です。必要な分の油は摂るようにしましょう。どんなに、スラリと見せても、お腹の中に便が溜まっているようでは、キレイな女性とは言えません。

 

硬い便が詰まることで起きる腸閉塞

何日も排便がなく、それを放置していると、腸の中で水分がなくなってカチカチになった便が集まり、石のように硬くなり、動かなくなってしまい、腸をふさいでしまいます。

 

完全にふさがってしまった場合は、激痛に襲われ、病院で処置してもらわなければ治りません。専門医がいないと、適切な処置が遅れる場合があるので、救急車を呼ぶのが賢明です。

 

鼻からチューブを入れ、詰まっているものを抜いていく治療がほとんどですが、手術が必要な場合もあります。

 

まだ、「このまま行くと、腸閉塞になってしまうのではないか・・・」と心配している状態なら、まず絶食し、お湯を飲んで、マッサージで排便を促しましょう。

 

詰まっている状態のところへ、さらに消化物を入れてしまうと、出口がないのでどんどんと悪化させてしまいます。そのため、ひどい便秘の時は、絶食し、温かい水分を摂るようにしましょう。1日そのように過ごしても、便が出る気配がなく、痛みが続いたり、さらに痛みが増すようなら、すぐに病院へ行きましょう。

 

腫瘍、がんによる腸閉塞

腸になんらかの通過障害を起こす要因となるものが出来て、詰まりを起こしている状態です。腹痛とともに、血便の症状があらわれます。このような時は、すぐに病院で検査が必要です。

 

便秘の腹痛の原因は、ストレスからくる痙攣性便秘?

腹痛を伴う便秘に痙攣性便秘があります。これは、「腸の過剰反応」と「腸の痙攣」を繰り返すことで起こります。

 

腸が過剰反応を起こしている時は、ぜんどう運動が活発になりすぎ、吸収するべき水分までそのまま流してしまい、下痢症状が起こります。腸が痙攣している時は、ぜんどう運動が行われず、便が滞り便秘になります。

 

特徴的な便秘症状には

 

  • 腹痛が何度も繰り返し起きる 
  • ウサギのフンのようなコロコロとした便が出る 
  • 残便感がある。出したいのに出ない。

 

などがあります。

 

この痙攣性便秘の原因は、腸を支配している自律神経が乱れることで起こります。腸は自律神経の副交感神経がつかさどっているため、ストレスなどで交感神経が優位に立っている生活が続くと、腸の動きが悪くなり、痙攣性便秘を起こします。

 

ストレス状態が続いたり、生活の改善がみられないと、痙攣性便秘は悪化します。また、腸は第二の脳と言われる器官です。そのため、ストレスで腸が不調を起こすと、脳にも影響が起こります。うつ症状や自律神経失調症などにもなりかねませんので、生活の見直しが必要です。

 

痙攣性便秘は、症状の判断がつきにくいものですが、下痢と便秘を繰り返すことは、腸にとって、大変悪影響をおよぼします。下痢症状の時に下痢止め薬を、便秘症状の時には便秘薬を飲んだりしてしまうと、腸自体に与えるダメージが大きくなるため、絶対にしてはいけません。

 

腸壁がもろくなり、穴が空いてしまうこともあります。腸に穴が空くと言うことは、腸内の毒素や細菌が体内にあふれだすと言うことで、命にかかわります。そんなことにならないためにも、ストレスの軽減や睡眠不足の解消、生活リズムを整えるなどの改善が必要です。

 

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また、ゆっくりお風呂に浸かったり、マッサージを受けたりして、リラックスすると、副交感神経が働き、腸の動きが改善されます。

 

まとめ

腸が完全に詰まってしまった時は、耐えられないほどの激痛に襲われます。そのような場合は、すぐに救急車を呼びましょう

 

出したいのに、出なくて、腹痛がある場合や、ガスがたまってパンパンになっている場合は、とにかく便を柔らかくすることを考えましょう。温かいお湯を飲み、お腹の周りを温め、クルクルと「の」の字を書いてマッサージを繰り返します。

 

便が出なくても、ガスが抜けてお腹の痛みが治まったら、お風呂で体を温めてから、シャワーで肛門を刺激してみましょう。これは、ウォシュレットで便意を促される効果と同じですが、水量もタップリあるので、効果は大きいはずです。

 

しばらく、当ててからお風呂に浸かり、お腹と肛門を温めることを何度か繰り返します。痙攣性便秘の場合は、便秘が改善しても、生活が改善されなければ、また繰り返してしまいます。

 

これは、徐々に悪化することが考えられるので、ぜひ早めに生活リズムを整えましょう。